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雪花の日記です
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パラレル003について、反応がいまいち恐かったりしていたのですが、
嬉しい感想をいただいたりしてかなり気持ちが救われました。
ありがとうございます。
あれが多分今年で最後の更新です。
お正月企画用に何もしてなかったので、とりあえずそのために
いろいろ書き下ろし書き下ろしです。
四人と探偵ごっことかしてみようかなと思って頑張って
事件を組み上げようとしていますが、ミステリ好きとしては
ずぶの素人ですので企画参加者様もあまりご期待はなさらず??
ともかく皆様にお楽しみいただけるものをと頑張って参ります~。

ではでは
++おみやげ話04++
四日目、やっと晴れました。
この日になって初めてパリ市内の観光に出ようと言うのだから
何となく順番おかしいんじゃないのと訝しみたくもなります。

これまでより少し早い時間に集合して、早朝からパリの街の観光です。
晴れた冬の朝は空気が凛としてとても綺麗な印象です。
七時頃まではまだ夜が明けずに真っ暗なのですが、
薄明るく日が射してくると芸術的な街並みも白く光に浮き上がって
なんというかとてもそれらしい雰囲気に酔ってしまいます。

まずはバスに乗ってエッフェル塔を見物。
あんな高い塔を真下から見たところで景色も何もですから、
シャイヨ宮の屋外展望テラスまでバスで登ってそこから見物。
朝日がエッフェル塔の向こうから射してきてなんという美しさ、
なんという神々しさだったことでしょう!
写真の出来がよいことを祈っています。

またバスに乗って工事中の凱旋門・星の広場を横目に通り、
シャンゼリゼ大通りを通ってコンコルド広場へ。
ルイ16世とマリー・アントワネットが処刑された有名な広場です。
オベリスクをチェックし忘れて帰国後しょんぼりでした。
シャンゼリゼ大通りは半分に商店が並び、もう半分は散歩道という
不思議な構成で、コンコルド広場は散歩道寄りにあります。
早朝から犬を連れて散歩する人などたくさんいました。
パリの人々は外を出歩くのが好きなのだそうです。

バスはルーヴル美術館の横を通ってセーヌ川沿いに走ります。
セーヌに架かる橋の中で一番美しいと言われるアレキサンダー三世橋
を渡らず眺めて、別の橋からセーヌに浮かぶ中島・シテ島へ。
「ノートルダムのせむし男」で有名なノートルダム寺院があります。
素晴らしいステンドグラスは寺院の中から見ると
ばらの花の姿に見えるとのこと、ばしばし写真を撮りました。
寺院ですから静かに厳かに祈りを捧げる人もたくさんいました。
けれど観光客も多いこの場所ではスリが多発しているのだそうです。
神様のお膝元でも何も関係がないようですね。
ところでここの入り口ドアで「ようこそ」を書き損じたらしい
「よそうこ」の文字を見かけました笑。

これで午前中が終了。
昼食はやっぱりレストランへ。
例によってコース料理です。この日のメインは鴨(かも)。
前菜、メイン、デザートの順番で出てくるあいだに主食はないのと
言いますと、かごに入ったパンが出されます。
フランスパンのぶつ切りといったようなものが。
本場のフランスパンは直径5センチほどで日本のそれより細め。
で、食べ放題です。おかわり自由。スバラシイ★

食事のあとはオプションツアー申込者は違うバスに別れて
ヴェルサイユ宮へ行きます。
フランスに行ったら見ておきたいところのひとつです。
着くまでに朝市・古物市を見かけて途中で降りたくなりました;
一時間もバスに揺られたでしょうか、途中で寝てしまいましたが…
ヴェルサイユ宮殿は門からなかなか豪奢で、
足を取られそうなほどのごつごつした石畳がずぅっと続いています。

宮殿に入る前に持ち物検査を受けて入場。
入ると、見学者は皆一様に上を見ているのです。
つられて見上げると素晴らしい天井画が迎えてくれました。
本物だという実感がいまいちわいてこない、ありがたみのない客です。
けれどその陰影の繊細さから生まれる立体感、しかも天井に
じかに描かれたものですからこの上ない技術です。
そうして巡るすべての部屋に物語を持った天井画が、
あるいはまるで彫刻のように見えるだまし絵が描かれていました。

回廊状になっている宮殿を巡っていきますと、
やっぱり当時の王や王妃が使った部屋があるわけです。
学校の教室ほどの広さという印象だったのですが、
実際のところはどうだったのでしょう?
ベッドの高さは1メートルほどあり、あこがれの天蓋とカーテン付き。
ベッドに横になるために階段を使ったそうです。
マリー・アントワネットがわがままで特注した家具や、
贅沢でリフォーム(とは言わないかしら)した暖炉も見ました。
暖炉がまた薪じゃなく人をくべられるくらい大きくて驚きです。
鏡の回廊は工事中で、なんとなく味気ない感じがしました。

そうした素晴らしい装飾に囲まれた売店は何とも庶民的でした笑。
ところで、この旅行中にたった一度、ヴェルサイユで有料トイレを
使うことになったのですが(0.40ユーロ)、
お金取った割に一番汚いトイレだった!!
目玉観光地の宿命なのでしょうか?
そもそもヴェルサイユ宮殿にトイレはなかったですしね…

広い庭を眺めているともう時間がなくなってすぐに集合。
さすがに大小トリアノン宮を見ている余裕はありませんでした。
見学ガイドを奮発して買って(15ユーロ)、
あとから眺めてにやにやしている雪花です。

++四日目 了++
ネタさえあれば一話分を書くペースはそこそこ早いらしいです。
とはいってもこのサイトの小説の場合一話がすごく短いのですけれど。
あまりにも連載を放っておきすぎだなと思って、
とりあえずふたつ分更新しました。
今日また残りふたつ分更新して、
「南野君の恋人」は三話完結にして短編に移そうかと思っています。
「長の年月」もそろそろわかりやすいです。
皆様ご想像の通りの結果になるやもしれませんですよ。
これもあと二話くらいで完結しそうなので短編に移そうかな?
連載ばかり多いのって何となく嫌だなとふいに思ったのです。。
更新のない連載ってホントダメです…

それでは今宵も
++おみやげ話03++
三日目。
やっぱり雨が降っていました。
けれど雨のパリもなかなかよろしいものです。
写真を撮るのに多少苦労させられましたが、まぁとにかく
パリの街はどこを撮っても絵になるすばらしさです。

この日はパリの出版社を訪れました。
いろいろな本を出してらっしゃるところですが、
日本のまんがをフランス語に翻訳しているという
数少ない出版社のひとつだそうです。
その会社で出している代表的な日本まんがは
「NANA」や「フルーツバスケット」など。
今後は「焼きたて!ジャぱん」(でしたっけ)などの発行も
予定しているそうですが、いろいろと難しい問題もあるようです。

おひるごはんはレストランで。
少ぉし高そうな(でもまぁそこそこ庶民的な)雰囲気です。
二日目のおひるもレストランで食事でしたが、
そこが高級店だろうが星の数がいくつだろうが関係はなく、
とりあえずコースで料理が出されるのです。
まずは前菜。メイン。デザート。
あまり堅苦しくはなく、途中のこまごました形式はすっ飛ばして、
やっぱり食事と会話を楽しむというのが本当なのですから。
けれど慣れない日本人の我々、
ただひたすら次の料理が出てくるのを待っているだけの集団でした。
後輩たちのマナーがこれ以上考えられないというほど悪く、
日本の若い人たちの印象が下がったこと請け合いです;

この日は前菜の前にキールと呼ばれる食前酒が出ました。
よく考えたら成人してるんだからお酒も堂々と飲めるわけです。
雪花はまだまだ慣れませんです。
前菜は日本で言うところのサラダが多く、
ホテルの朝食バイキングで食べたくなかった生野菜
(クリーム系ドレッシングが苦手なため)を補給補給。
メインは鮭と、なんときゅうりのソテーです! きゅうり!!
鮭の一切れが貴方の手のひらほど大きくて、
きゅうりのスライスをソテーしたものが添えられていて。
日本人一同、きゅうりには引いてました。
でも出されたものはとりあえず全部食べる精神の雪花です。
美味しくいただきましたとも!!
どこのレストランでもメインディッシュは手のひらほど大きいです。
鶏肉が出たときも丸ごとでした。
旅行全体で、レストランで食事した際にはメインは鶏が多かったです。
デザートはレモンのタルト。
とっても美味しかったのですがとってもすっぱかった。
思い出しても口の中がしょっぱくなってきます;
どうもデザートはなにものもスプーンで食べるらしく、
とまどいながらスプーンでタルトを食べた私たち。
いえしかし、フランスではたかが食事ではないです。
ここまで楽しむのね、というのが素敵でした。

その日もホテルに戻ると夕食は自力調達。
おなじみになってきたスーパーマーケットのパン屋さんで
例によってクロワッサンを。
他の人たちはそろそろ日本食が恋しかった様子ですが、
全く食事に飽きが来なかった私でした。

++三日目 了++
皆様メリークリスマス!
クリスマス夢を書き上げて満足してしまったらしく日記が一日抜けました。
そんな一個人の日記など見る方もいないかしらと思ってたら
想像以上にカウンタがまわるまわる…
そういえば雪花だってあちこちのサイト様にお邪魔したときには
必ず日記を拝見して帰ってくるのでした。
ウェブ上で知り合いと言っても顔も知らない者同士だけれど、
そうしてその方の一面をかいま見ているうちに
親しみはわいてくるものなのですね。
今更ながらにしみじみと感じ入っております。

では
++おみやげ話02++
二日目も雨でした。
もう旅行中いっぱいいっぱい雨でした(:_;)
それでも同じ季節、北海道では雪が降ってるわけですから、
フランス・パリは多少は暖かいと言えるでしょう。

傘を差しつつ芸術的街並みをバスで見て回る私たち一行。
やはりアジア人の団体は目立つのでしょうね。
お店などに入ると一様に「コニチハ~オハヨウ~」などと
日本語で挨拶してくださるのです。
中国語で「ニィハオ」と言われた方もいたそうです。
この日は美術の学校と日本のまんがを売っているお店に行きました。
そのあたりで幽白がらみだったのです。
幽白関連だった部分はやこの絵紀行でどうぞ。

石造りの教会、雨に濡れるアール・ヌーヴォー調のテラスの鉄柵、
一時間のうち10分だけ点滅ライトアップがされるエッフェル塔、
工事中だった凱旋門(TOT)
工事中と言えば、ルイ・ヴィトンの本店も工事中だったのですが、
その光景と言ったらすごいの一言でした。
工事している壁を覆う幕が見苦しいからと、
巨大なヴィトンのバッグ型の壁で工事現場を覆ってしまっていたのです。
そこまでやってくれるとただ脱帽。
それくらい、パリという街は景観の良さにこだわりを持っています。
エッフェル塔が四つ足なのは、
その向こう側に建っている建築物の景観を壊さないため。
同じように37メートル以上の高さの建物を建ててもいけないし、
洗濯物を表に干してもいけない。
芸術的都市計画のために、人々は計算に乗っ取って暮らしています。
石畳の道路脇の縁石から汲み出された地下水が溢れて、
いったい何かと思えばそうして路上のゴミを流すのだとか…
美しい街のための行動が半端じゃありませんでした。

一日目にとっておいた「ウィルトウィウス」の1ユーロ玉は、
まんが店のそばで見つけたガチャポンに投資してしまって
いつの間にかお財布から消えていたのでした。

++二日目 了++
今日は着物着ました。
浴衣じゃなくて着物です。
成人式の振袖を知り合いの方にお借りしたのですが、
一緒に借りてきた小袖を着てみたのです。
赤地に梅柄の可愛い着物です。
いつか自分の着物がたくさんほしいなぁ。
目指せ・着道楽。

++おみやげ話01++
パリに着いた初日は体を休めるということで他に予定はなし。
旅行中はずっと雨が降っていましたから、
500円の折り畳み傘が殊の外お役に立ちました。
日本のテレビ番組を流すチャンネルがあって
主にNHKの番組を放映していたのですが…
ドラゴンボールZをやっていました、懐かしい。

夕食は自力調達だったので、ホテル近郊のスーパーマーケットに行って
たどたどしい言葉でクロワッサンを買いました。
フランスではコーラ系しかジュースがなくて、
炭酸が苦手な私は甘いものは飲めない状態でした。
スーパーの売場でキスをしているカップルなんかがいて、
ああフランス、なんて思ったりして。
そういう意味で蔵馬とヒロインならふつーにとけ込めそうでした。

ところでフランスのパンは本当に美味!
日本のパンをしばらくは食べる気がしません。
クロワッサンを買って崩れた紙幣が硬貨になりましたが、
1ユーロ玉と2ユーロ玉はゴールドとシルバーのツートン・カラーで
とっても可愛いのです。
ヨーロッパ諸国の共通通貨ですから、
使用各国で皆同じ「ユーロ」という単位を使います。
金額を刻んだ面は共通デザインなのですが、
裏面は発行国ごとにいろいろな模様を刻むことができるそうで、
同じ1ユーロ玉でも裏面の彫刻が違うものがあるのです。
数種類の模様を目にしましたが、
先に読んでいた「ダ・ヴィンチ・コード」の影響で
「ウィルトウィウスの人体模型図」を意識していたためか、
「ウィルトウィウス…」が刻まれた1ユーロ玉を
大切に持っていようと決めました。

おいしいクロワッサンでとりあえずおなかを満たすと、
やっぱり14時間のフライトの疲れが出たようで、
みんなばたりとベッドに倒れ込んだきり泥のように眠ったのでした。

++一日目 了++
ただいま皆様!
無事帰ってきました(^^)
パリは素晴らしい街でした!
今日は帰国のお知らせだけでとにかく寝ますが、
明日以降の日記でおみやげ話を書きますね~。
やこの絵紀行は「フランス語版幽遊白書」についてのいろいろです。
蔵馬はフランス語も堪能です(?)。

ともかく体調を崩すこともなく、フランスを満喫して参りました。
ここで宣言ひとつ。

ゆかやこはいつの日かパリの日本人になります。
いつの日かフランスで暮らしますっ!!

↑という野望ができるくらい素晴らしい旅行になりました。
それについてもまた後日、です。
一週間の間、皆様もお元気でしたでしょうか。
また復帰します、どうぞよろしく(^^)
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