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雪花の日記です
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こんばんは。
管理人の雪花(ゆか)です。
ご存じの方はご承知のとおり、
私が語るそばには必ずやこすけさんもいます。
StrangeChildren、略してちるちる、
管理運営サイド両名からごあいさつ申し上げます。

なにかかしこまった物言いをいたしますと、
ちるちるの不穏な感じも過去にご覧になった方には
いやな予感に見えるのかもしれませんが、
ひとまずはそういう話ではなく。

11月11日が当サイトのオープン日となっておりまして。
あいだにいろいろ挟んでいるので何年め、
とはよくわからないのですが、
なんだか長らく続けてくることができました。
月並みな言い方しかできないのですが、
お越しくださって、遊んでくださる皆様がいらっしゃるから
ほそぼそであっても運営することができます。
お越しの皆様、いつも本当に、ありがとうございます。
そして冨樫先生と『幽・遊・白書』という作品に対しても、
私を幸せな思いにしてくださって、ありがとうございます。
案外と、改めて原作・原作者の先生に対して
感謝を表明することがなかったような。
改めてふれる機会が巡ってくるたびに、
やっぱり好きだなあと強く思います。

ちるちるは一度閉鎖したのちに運営を再開し、
過去に更新していた続きもの長編を直しながら
改めてアップロードすることを更新活動とし、いまに至るサイトです。
更新と更新のあいだもずいぶん時間があきますし、
ほとんど倉庫状態といっても間違いではないでしょう。

実のところ、倉庫・作品置き場という役目ですら、
復活させる予定はありませんでした。
いっぱい夢を書いてきたサイトだから、
今度は自分が眠りましょう、というような。
だってそんな、ものすごくものすごい生意気を言って
すぱっとやめたものをぐずぐずと戻ってくるなんて、
わたしみっともないわ、と思っていましたから。

それを覆すことに決めたきっかけというものが、
もちろんあったわけなのですが……

長い文章になりますがあえてたたまずに笑、

ちるちるは閉鎖以前の二年くらい、
ほとんど管理人不在の放置状態という期間がありました。
そこを経ての閉鎖でしたから、
日々お越しになるお客さんも数人ずつくらいでしたし、
閉鎖のごあいさつなどを表に出しても
気づく人がほとんどいないだろうな、などと思っていました。
それでも気に留めてくださる方がいらしたのには
とても驚き、ありがたく感じ入ったものです。
当時惜しんでくださった方が
いまお越しになっているかどうかはわかりませんが、
ありがとうございました。
あまり人様に求められた経験のない人間なものですから;
管理人という、その場で唯一の人間でいられるこの空間では、
たくさんのお言葉をいただけて勿体ないほどよくしていただけて、
本当に幸せな思いでした。

そうやって静かにフェイドアウトするかのごとく閉鎖し、
ああ終わったんだなあとしみじみ思って、
自分でもちるちるのウェブスペースから遠ざかって、
一年くらい経った頃だったでしょうか。
ちるちるの閉鎖を知った方からお便りいただくということが、
その一年のあいだ時折ありました。
驚くべきことです;
お言葉のひとつひとつに深々と心打たれ、
ときどきは泣きそうにもなりながら、
ご恩返しのできないことに悶々としておりました。
そんなときです。

蔵馬との恋愛物語を求めてお越しの皆様でしたら、
多くの夢小説サイトを回遊なさるあいだに、
美馬若菜さんの『I'm in the mood』さんを訪れたことが
きっとおありのことと思います。
ちるちるの閉鎖以前、まだ更新活動の活発だった頃に知り合って;
管理人もサイトもお世話になり通しで、
以前もいまもリンクさせていただいています。
お会いした当時の
美馬さんの強烈な印象もまた忘れがたいものです笑。

どうしてこの方はこんなに私を褒めてくれるんだろう、
こんなに強く思い入れを持っていてくれるんだろうと、
いつも思っていました。
他のどなたからお言葉いただいてもやっぱり思うのです、
私褒められるようなこと何もできていないのになあ、と。
喜んでもらえるようなことを書けた実感には遠いのになあ、なんて。
それは、裏を返せば皆様から頂戴したお言葉を疑う、
という意味にもとることができてしまいます。
決してそういうつもりはないのだけれど、つまるところ、
私という人間は実は常に自分に自信がないのです。
だから、言葉をつくして褒めていただいたとき、
なんとなく申し訳ないような気分になる。
そうやってくよくよしているよりは
もっと面白いものを書けるようになろう、と心がけて
運営にあたってきたつもりでした。
運営全盛期は私は二十歳~二十三歳くらいです。
いま見返すと若気の至りに違いないものも多いのですが、
それなりの努力のあとも見えるかもしれないねと、
少しゆるせるようになりました。

話は戻って……
閉鎖前の休止状態のサイトにも関わらず
足を運んでくださった方たち、お言葉をくださる方たち……
人知れずひっそりといったふうに閉鎖したサイトに、
のちのちまで惜しむ言葉をくださった方たち。
私自身は夢にも見なかった、信じられないほどの思い入れを、
ちるちると拙作に寄せてくださった皆様。

私は、管理人には閲覧者さんのことを知る方法があまり多くない、
ということに甘えていたように思います。
拍手やメールをいただいて初めて知ることができるというのは、
それは嘘ではありません。
けれど、サイトの外に目が向いているうちに、
そのサイトに関わっている「人」に礼をつくすという
当たり前のことを忘れていました。
美馬さんがご自身のウェブサイトのブログ上で、
ちるちるの閉鎖に際して物語を書いてくださっていたことを、
私は一年も経って初めて知ったのです。
ごあいさつにでも遊びにでもお訪ねすべきだったのですが、
一年近くも足が遠のいてからやっとのことで、
ブログの拝見してそのおはなしを見つけました。
読み通したそのときには、涙が出ました。
ここまでしていただけても私は失礼のし通しで、
どれほどのことをお返しもできていなかったのでした。
美馬さんだけではなく、お声をくださった方々、
皆さんに本当に本当に申し訳なく思いました。

自分の創作に取り組むためにやめたサイトでした。
ですから、本腰を入れて取り組んだはずの創作作品で
ご恩返しができればよかったのです。
けれど、それもまだかなわずにおります。
それでは、ちるちるにお寄せいただいたお気持ちなのだから、
ちるちるでお返ししようと、そう思いました。

自分の創作活動というものは、水面下でほそぼそと続いてはいます。
いろいろと変動があり、自身の環境の変化もありましたが、
そちらの手を休めることもしたくありません。
新しいものは出せないけれど、これまで書いたものを
改めて展示するというかたちでだけの復帰、ということにしました。
年月を経たいまとなっては本当に拙い作品ばかりで恥ずかしく、
いくつか公開を見合わせたものもあります。
それでも、ちらほらとお越しの閲覧者さんからご反応をいただき、
かつてお越しくださっていた方がまた見つけてくださることもあり、
おかえりなさいと迎えていただけたりもしました。
美馬さんとあともうお一方いらしたのですが、
なにかテレパシーでも飛んだのか、
再公開のお知らせを出す前にブログに来てくださって、
正式再始動した頃にはすでにそのことをご存じだったり……
縁ってあるのかしら、とつい思ってしまいました。

この、再公開のきっかけのおはなしも、
本当はもっと早くに綴るつもりでした。
ずっとのびのびになっていて、
オープン記念日の今日やっと踏み切ることができましたが、
そもそも思い立ったきっかけは
ウェブ拍手にいただいたコメントの数々でした。
閉鎖以前に遊びに来てくださっていた方から
コメントをいただく機会が多く、再会を喜んでおります。
にわかには信じがたいくらい勿体ないお言葉を
連ねてくださって。
再開後にいただいたメールや拍手やコメントに、
お礼返しをこの二年ずっとできずにきてしまいました。
まだ丁寧にお返事差し上げられる気持ちの余裕がないのですが、
せめてブログでと思ったすえのこの長文です。
コメントをいただいた直後に書き始めて、
実際のアップロードが今日までまた延びてしまったのですが;

いつもいつも、たくさん、ありがとうございます。
書いても書いても御礼を述べ足りた思いにはなれなくて、
とてももどかしいのですが……
同じものを好きでいる方と、
自分の妄想溜まりを介してという手前味噌ででもですね、
楽しみやらを共有できるとしましたならやはり嬉しいです。
『プレシャストーン』も完結まであと恐らく数話、
もう少しでちるちるの再公開期間も終わりが見えることでしょうが、
どうぞそれまでよろしくお願いいたします。

ちるちる管理人 雪花
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