雪花の日記です
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小学五年生の時に好きになったひとりの男の子を、
その後八年にも及ぶ期間好きでい続けたことがありました。
この場でぼんやりとそのことに触れたこともありましたが…
それまでにも好きになった男の子は数人いたので、
…それらの恋は見つめているだけで幸せというものでしたけれど…
厳密にその八年間の恋を初恋と呼べないかもしれませんが、
彼を好きだったことに関しては自分が自分じゃないようだったので
このごろではその記憶が最初に真剣に好きになった人
という意味で初恋と思うようになっています。
小学生時分の恋は今思えば子どもの思うところと
笑い飛ばしたくなるような記憶も多く混じるところ、
ストーカー行動にも似たあきらめの悪さのために
高校三年生まで続いてしまったということで、
自分に割とはっきりとした思考能力が備わったあとも
好きな人と言われたらその人を思い浮かべるくらいには
彼を思い続けていました。
それも中学校ではクラスが一緒になることもなく、
高校はまったく進路が分かれてしまったため接点などないに等しく、
ただ感情をずるずる引きずってしまったに
過ぎないのかもしれません。
だとしたらのち数年の私の恋というものはただの思いこみであって、
恋と呼ぶには彼に失礼なものだったと言えます。
高校までは彼がどこの学校に行っているのかを知っていました。
高校三年生になったある日、12月も数日で終わりという頃。
受験を控えるそのころにふっとすれ違ったのです。
彼は友人と歩いていたので話しかける余地はありませんでしたが、
そのあと一週間ほどはその一瞬を忘れられないままの時間を
過ごすことになり、自分の気持ちがまだ恋に属するところに
あるのだという自覚を持ってしまいました。
彼が高校の次に選ぶ進路を知るすべを私は持っておらず、
とりあえず年賀状を出してみようという控えめな手に出ました。
彼から年賀状が返ってきて、
今度は携帯電話で連絡を取ることができるようになりました。
最初の一回の電話でもう会う約束を取り付けて、
最初に会ったその日に付き合う約束までできてしまいました、
これはもうこの時点で何かを間違っていると
自分でもわかりましたが、それでも嬉しかったのです。
間違いはあとから修正できると思いました。
そのときにすでに「好きと思いこんでいるだけなのではないか」
という疑いを自分に対して持っていて、
不安な気持ちも拭えないままでいたのでした。
それからというもの、連絡は私のほうからしないと
一週間もなんの音沙汰もない状態が平気で続くような日々で、
こちらとしては不安が過ぎてどうしようもない状態でした。
私にも彼にも、お互いが初めての恋人だったようです。
数年離れた時期を経てまた唐突に会ってつきあい始めるなんて、
どう接していいかも迷っていたのでしょう。
たったのひと月だけで連絡が途絶えてしまって、
ほとんど付き合っていたなんて言えない期間で
お別れになってしまいました。
彼がくれた連絡はすべてメールの返信だけで、
最後に交わしたやりとりの一部が
友達という時点からやり直そうというようなことを
遠回しに告げる内容でした。
彼の友人が相手のことを知らなすぎて別れたという出来事が
あったそうで、自分たちはそうなりたくないから、
とりあえず友達に戻ってお互いを知ったあとで時間をかけて
恋人に戻ればいいと、そんなことを言っていました。
そのメールを受け取ったときは
大げさでなく目の前が暗くなった覚えがあります。
友人たちにメールをして、電話をして、
夜中までかかってずいぶん慰めてもらいました。
私が携帯電話を持つようになったのも、
言ってみれば彼とつき合い始めたためでした。
家族と共用の携帯電話で連絡をとり続けるのは不便ですし、
どうも秘密主義の人だったのでまだ家族には言わないでねと
なぜだか念を押されていたのでした。
素直に従っていた自分もどうなのかなと思いますが…
そうして一応お友達宣言を受け入れてはみたけれど、
彼は自分から言いだしたのにも関わらず、
私を知るための努力を何もしてくれませんでした。
相変わらず連絡は私のほうからしなければなにもないし、
友達という関係を承諾した以上は彼女に与えられるような
問いただす権限など私にはないのです。
彼が私を好きでいてくれた自信がないから出る言葉だと
打ちのめされますが、彼にとってばかりとても有利、というか…
そんな状況になってしまった気がします。
私がひたすら好きだったから。
彼に自分を気にかけてもらうために私は必死にならなければ
ならなかったけれど、彼にはその必要は事実上いりませんでした。
彼自身がどう思っていたかはわからないから、
それこそ私の思いこみだったのかもしれません。
そうして結局お友達期間すらもぱたりと途絶えてしまいました。
今度ばかりは私のほうから関係を絶つことを宣言してしまいました。
こんな状態で、このあと友達としても付き合えるとは思えないと、
はっきりそう言ってしまいました。
本当は彼がそれになんらかの返信をしてくれると思っていました。
そこに少しでも必死になってくれていることが見えたら、
私も希望が持てるからと期待をしていました。
けれどそのころには彼はもう返信すらもしてくれなくなっていて、
そのメールにもイエスともノーとも答えは返りませんでした。
それから家が近いのにも
通学などで彼の家の前を通るのにも関わらず、
彼とはすれ違うことすらしていません。
もう三年くらいになります。
成人式にすら彼は出席しませんでした。
狭い地域ですから、人も限られます。
私に会うのを避けてそうしているのだとしたらと思うと
今でも本当につらいのです。
自意識過剰かなぁとも思いますが、
不安とは際限なくふくらむものです。
本当は今、私に好意を持ってくれているというのが
とてもわかりやすい別の男の人がいて、
本当にわかりやすーく思わせぶりなことを言ってくれたりして、
ただちょっと不器用なのでしょうね。
いつ会ってもなにを話しても変化はありません。
私自身、そうして思ってくれているらしい彼に傾くことも
できるのですが、どこかでストップがかかるようなのです。
私からその彼に対してなにか行動を起こそうという気が、
だから起きません。
初恋の彼のことがまだ残っている自覚ははっきりとあります。
携帯電話に残るメールのあともメモリも消せずにいます。
携帯の機種変更やメールアドレスの変更くらい
しているでしょうにね。
愚かなものです。
未練がましいのは承知ですがどうしようもないのです。
こうして書いていたら、まだ好きかもしれないと何度も何度も
思っては後悔ばかりするのです。
もっと伝えられることも、私から歩み寄る方法もあったはずと。
八年間も思わせてくれた素晴らしい人です。
今はきっと、本当に大事にできる他の女性がいるんだろうなと
思うと、心からよかったねと思える反面まだしくしく
泣けてしまったりします。
数年前の今頃の話です。
だからときどき思い出して泣きたい気持ちになります。
これをまだ好きと言えるとはとても思えません。
でもまだ引っかかっているのは確かです。
せめて気持ちよくお別れができたらよかったのに。
実際に会って、めちゃくちゃに泣く羽目になってもいいから、
納得のいく終わりを作れたらよかった。
メールばかりでなく電話をして声を聞けばよかった。
いくらでもそんなことは思いつきます。
間接的すぎて、連絡はしたけれど私だって彼を知ろうとする努力を
していたとは言えないと思います。
お互いに嫌な思いをして相手に後ろめたさを抱いたままで
今もいる(彼は忘れていると思うけれど)、
恋愛の終わりとしては最低のパターンだと思います。
私の話を聞いただけだと大抵の人は私に同情してくれますが、
彼にも言い分はあるはずで、私は本当はそこを知りたい。
私の何が彼に負担をかけていたのだろう。
どうしたら好きになってもらえたのだろう。
この疑問も思えばいくらでも思いつきます。
心当たりもたくさんあるのだけれど、独り合点に過ぎません。
距離を保ったままで続く恋愛は強いなぁ、すごいなぁと思います。
結婚を決意した人たちは?
そこまで結びつく感情ってどんなものだろう。
他の誰かに気持ちが揺らいだりすることはないんでしょうか。
それこそ夢小説のような揺るぎない恋を捧げてくれる人なんて
この世にいるのかどうか。
私にだけいないかもしれない。とか。
どうも被害妄想的になっていけません。
チャンスのない人は自分から動かないだけなのですから。
私も今が楽しいから充分と誤魔化して動かないだけです。
本当は、もう一度彼に会って話をしてみたいのです。
はー
どシリアス長編夢を書き上げた気分…
その後八年にも及ぶ期間好きでい続けたことがありました。
この場でぼんやりとそのことに触れたこともありましたが…
それまでにも好きになった男の子は数人いたので、
…それらの恋は見つめているだけで幸せというものでしたけれど…
厳密にその八年間の恋を初恋と呼べないかもしれませんが、
彼を好きだったことに関しては自分が自分じゃないようだったので
このごろではその記憶が最初に真剣に好きになった人
という意味で初恋と思うようになっています。
小学生時分の恋は今思えば子どもの思うところと
笑い飛ばしたくなるような記憶も多く混じるところ、
ストーカー行動にも似たあきらめの悪さのために
高校三年生まで続いてしまったということで、
自分に割とはっきりとした思考能力が備わったあとも
好きな人と言われたらその人を思い浮かべるくらいには
彼を思い続けていました。
それも中学校ではクラスが一緒になることもなく、
高校はまったく進路が分かれてしまったため接点などないに等しく、
ただ感情をずるずる引きずってしまったに
過ぎないのかもしれません。
だとしたらのち数年の私の恋というものはただの思いこみであって、
恋と呼ぶには彼に失礼なものだったと言えます。
高校までは彼がどこの学校に行っているのかを知っていました。
高校三年生になったある日、12月も数日で終わりという頃。
受験を控えるそのころにふっとすれ違ったのです。
彼は友人と歩いていたので話しかける余地はありませんでしたが、
そのあと一週間ほどはその一瞬を忘れられないままの時間を
過ごすことになり、自分の気持ちがまだ恋に属するところに
あるのだという自覚を持ってしまいました。
彼が高校の次に選ぶ進路を知るすべを私は持っておらず、
とりあえず年賀状を出してみようという控えめな手に出ました。
彼から年賀状が返ってきて、
今度は携帯電話で連絡を取ることができるようになりました。
最初の一回の電話でもう会う約束を取り付けて、
最初に会ったその日に付き合う約束までできてしまいました、
これはもうこの時点で何かを間違っていると
自分でもわかりましたが、それでも嬉しかったのです。
間違いはあとから修正できると思いました。
そのときにすでに「好きと思いこんでいるだけなのではないか」
という疑いを自分に対して持っていて、
不安な気持ちも拭えないままでいたのでした。
それからというもの、連絡は私のほうからしないと
一週間もなんの音沙汰もない状態が平気で続くような日々で、
こちらとしては不安が過ぎてどうしようもない状態でした。
私にも彼にも、お互いが初めての恋人だったようです。
数年離れた時期を経てまた唐突に会ってつきあい始めるなんて、
どう接していいかも迷っていたのでしょう。
たったのひと月だけで連絡が途絶えてしまって、
ほとんど付き合っていたなんて言えない期間で
お別れになってしまいました。
彼がくれた連絡はすべてメールの返信だけで、
最後に交わしたやりとりの一部が
友達という時点からやり直そうというようなことを
遠回しに告げる内容でした。
彼の友人が相手のことを知らなすぎて別れたという出来事が
あったそうで、自分たちはそうなりたくないから、
とりあえず友達に戻ってお互いを知ったあとで時間をかけて
恋人に戻ればいいと、そんなことを言っていました。
そのメールを受け取ったときは
大げさでなく目の前が暗くなった覚えがあります。
友人たちにメールをして、電話をして、
夜中までかかってずいぶん慰めてもらいました。
私が携帯電話を持つようになったのも、
言ってみれば彼とつき合い始めたためでした。
家族と共用の携帯電話で連絡をとり続けるのは不便ですし、
どうも秘密主義の人だったのでまだ家族には言わないでねと
なぜだか念を押されていたのでした。
素直に従っていた自分もどうなのかなと思いますが…
そうして一応お友達宣言を受け入れてはみたけれど、
彼は自分から言いだしたのにも関わらず、
私を知るための努力を何もしてくれませんでした。
相変わらず連絡は私のほうからしなければなにもないし、
友達という関係を承諾した以上は彼女に与えられるような
問いただす権限など私にはないのです。
彼が私を好きでいてくれた自信がないから出る言葉だと
打ちのめされますが、彼にとってばかりとても有利、というか…
そんな状況になってしまった気がします。
私がひたすら好きだったから。
彼に自分を気にかけてもらうために私は必死にならなければ
ならなかったけれど、彼にはその必要は事実上いりませんでした。
彼自身がどう思っていたかはわからないから、
それこそ私の思いこみだったのかもしれません。
そうして結局お友達期間すらもぱたりと途絶えてしまいました。
今度ばかりは私のほうから関係を絶つことを宣言してしまいました。
こんな状態で、このあと友達としても付き合えるとは思えないと、
はっきりそう言ってしまいました。
本当は彼がそれになんらかの返信をしてくれると思っていました。
そこに少しでも必死になってくれていることが見えたら、
私も希望が持てるからと期待をしていました。
けれどそのころには彼はもう返信すらもしてくれなくなっていて、
そのメールにもイエスともノーとも答えは返りませんでした。
それから家が近いのにも
通学などで彼の家の前を通るのにも関わらず、
彼とはすれ違うことすらしていません。
もう三年くらいになります。
成人式にすら彼は出席しませんでした。
狭い地域ですから、人も限られます。
私に会うのを避けてそうしているのだとしたらと思うと
今でも本当につらいのです。
自意識過剰かなぁとも思いますが、
不安とは際限なくふくらむものです。
本当は今、私に好意を持ってくれているというのが
とてもわかりやすい別の男の人がいて、
本当にわかりやすーく思わせぶりなことを言ってくれたりして、
ただちょっと不器用なのでしょうね。
いつ会ってもなにを話しても変化はありません。
私自身、そうして思ってくれているらしい彼に傾くことも
できるのですが、どこかでストップがかかるようなのです。
私からその彼に対してなにか行動を起こそうという気が、
だから起きません。
初恋の彼のことがまだ残っている自覚ははっきりとあります。
携帯電話に残るメールのあともメモリも消せずにいます。
携帯の機種変更やメールアドレスの変更くらい
しているでしょうにね。
愚かなものです。
未練がましいのは承知ですがどうしようもないのです。
こうして書いていたら、まだ好きかもしれないと何度も何度も
思っては後悔ばかりするのです。
もっと伝えられることも、私から歩み寄る方法もあったはずと。
八年間も思わせてくれた素晴らしい人です。
今はきっと、本当に大事にできる他の女性がいるんだろうなと
思うと、心からよかったねと思える反面まだしくしく
泣けてしまったりします。
数年前の今頃の話です。
だからときどき思い出して泣きたい気持ちになります。
これをまだ好きと言えるとはとても思えません。
でもまだ引っかかっているのは確かです。
せめて気持ちよくお別れができたらよかったのに。
実際に会って、めちゃくちゃに泣く羽目になってもいいから、
納得のいく終わりを作れたらよかった。
メールばかりでなく電話をして声を聞けばよかった。
いくらでもそんなことは思いつきます。
間接的すぎて、連絡はしたけれど私だって彼を知ろうとする努力を
していたとは言えないと思います。
お互いに嫌な思いをして相手に後ろめたさを抱いたままで
今もいる(彼は忘れていると思うけれど)、
恋愛の終わりとしては最低のパターンだと思います。
私の話を聞いただけだと大抵の人は私に同情してくれますが、
彼にも言い分はあるはずで、私は本当はそこを知りたい。
私の何が彼に負担をかけていたのだろう。
どうしたら好きになってもらえたのだろう。
この疑問も思えばいくらでも思いつきます。
心当たりもたくさんあるのだけれど、独り合点に過ぎません。
距離を保ったままで続く恋愛は強いなぁ、すごいなぁと思います。
結婚を決意した人たちは?
そこまで結びつく感情ってどんなものだろう。
他の誰かに気持ちが揺らいだりすることはないんでしょうか。
それこそ夢小説のような揺るぎない恋を捧げてくれる人なんて
この世にいるのかどうか。
私にだけいないかもしれない。とか。
どうも被害妄想的になっていけません。
チャンスのない人は自分から動かないだけなのですから。
私も今が楽しいから充分と誤魔化して動かないだけです。
本当は、もう一度彼に会って話をしてみたいのです。
はー
どシリアス長編夢を書き上げた気分…
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