雪花の日記です
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なんだか妙に探偵事務所が賑わっている気がしますが…
そう言えばかなり以前に御指摘いただいていた
ヒントページ差し替えの件、まだ修正終わってません;
今日また御指摘いただいて打ちのめされましたゴメンナサイ…
名前変換推理小説というこれは自分でもちょっと
新しいことやってるぞという気持ちになったものですが、
システムの話ではなくお話を仕組むとか物語を作るとか
そういうときに、
どうしてこうも計算されつくしかつキャラらしい話になるのかと
平伏せざるを得なかった作品に出会ったことがあります。
まだちるちるオープン以前のことですが…
今から書いていけばそのサイトさんにお心当たりのある方は
それはもう大勢いらっしゃることと思うのです。
原作至上主義をうたわれていたと思います。
マウス画で原作そっくりの絵を描く技術をお持ちの管理人さんで、
絵も小説も原作の空気が感じられる愛のこもったサイトさんでした。
夢小説なんてやっている以上は私のやっていることは原作の
行間捏造以外の何ものでもないのですけれど、
同じ行間を埋めるパロディ創作でもその方のそれは
確かに原作を大事にされていて、ちゃんと面影が残っていて
その点で大変に憧れてしまうような作品群でした。
具体的な作品名を挙げることが許されるでしょうか;
その方の作品の中に、第二回目の魔界統一トーナメント戦の陰で
はたらく陰謀とそれをくい止める幽助たちを
見事に描ききった作品がありました。
小説の合間に、ちるちるでいう挿絵ともまた違うやり方ですが
諸処に絵が入り、視覚的にも原作の面影を味わいながら
読むことのできる作品でした。
管理人さん御本人は紙芝居風と仰っていたように思います。
特に私はこの作品のファンでした。
名前変換機能のある作品でもなく、
夢小説で言う「ヒロイン」に相当する主役級に動くキャラクタが
いるのでもないのですが、幽助たちが事件に対して行動し、
推測し、策を巡らし、霊界も魔界も巻き込んで大博打を打ち…
もちろんこの間の推測、策を巡らすあたりに蔵馬の頭脳が
大活躍をするわけです。
キャラたちはちゃんとそれぞれに与えられた役割を守り
(キャラならではという以外に物語の展開上の役割も含む)、
一人一人のキャラにスポットが当たるようになっており。
脱帽したのは蔵馬と空(義弟くんにとりついた宿借り妖怪ですよ)
のやりとりでした。
空は例の陰謀の黒幕に使われており(そういう運命なのでしょう)、
トーナメントの運営委員のひとりに取り憑いて会議に潜り込む
スパイの役割をしています。
それでまた黒幕たちに黙って蔵馬に策を吹き込まれるという、
鯱の時にやったのと同じことをここでもやるのです。
嫌々黒幕たちに協力している空が、彼らにとって有益な情報を
嬉々として薦めるのは状況として不自然である、
だから本当はその有益な情報(これも策の一環で流された情報)に
黒幕たちを乗せなければならないところ、
あえて今回は手を引いたらどうだろうと進言しろと
蔵馬は空に指示を出すのです。
私がうろ覚えの頭で書いたところで本当の意味の半分も
伝わらないのは承知でありつつ惜しまれますが…
物語の進行からずっとここまで読むと、
本当に蔵馬が出しそうな策なのです。
相手の状況や性格を把握した上でこう出ればああ返るだろうという
その思考が巡らされたであろうことは瞭然であり、
他人よりふたつもみっつも先のことを考えている
妖狐蔵馬の冷静沈着な頭脳が確かにそこにあったのです。
これにはもう平伏するより他ありませんでした。
どんなふうに推理ものを仕組んでも太刀打ちできません。
いえ、勝負じゃないんですけど
原作愛のなせた技もあろうかとは思いますが、
管理人さんの構成力がずば抜けていらしたんだと思います。
いつ思い出しても寒気が走るような見事な作品でした。
もう非の打ち所がないんです。
ちるちるで推理ものをやり始めたことと
そのサイトさんの作品とには接点も影響もありませんけれど、
元は推理ものを作る際にも物語としてプロットを練り上げます。
どこを問題にしてどの情報を伏せてどの順番で見せるか、
虫食いにしていくという作業がそのあとであるだけで、
ひとひねり謎のある物語を作るという時点では
その管理人さんと同じ様なことをやっているわけです。
その時点でもう、
こんな素晴らしい作品を私に作ることはできないと思ってしまって
どよんとしたため息をつくばかりと相成るわけです。
はー。
はーあーあー…すごいなぁ本当…
世の中にはすごーい人がいるものです。はぁぁ。
そのサイトさんが惜しまれながら閉鎖されてから
一年と少し経ちました。
それでも私は覚えているし、
この日記を読んでお心当たりがある方もたくさんいると思いますし、
良いものは失われても忘れられないのだと改めて思うわけです。
そういう作品が残せるようになりたいなぁ…高尚な目標ですこと;
そう言えばかなり以前に御指摘いただいていた
ヒントページ差し替えの件、まだ修正終わってません;
今日また御指摘いただいて打ちのめされましたゴメンナサイ…
名前変換推理小説というこれは自分でもちょっと
新しいことやってるぞという気持ちになったものですが、
システムの話ではなくお話を仕組むとか物語を作るとか
そういうときに、
どうしてこうも計算されつくしかつキャラらしい話になるのかと
平伏せざるを得なかった作品に出会ったことがあります。
まだちるちるオープン以前のことですが…
今から書いていけばそのサイトさんにお心当たりのある方は
それはもう大勢いらっしゃることと思うのです。
原作至上主義をうたわれていたと思います。
マウス画で原作そっくりの絵を描く技術をお持ちの管理人さんで、
絵も小説も原作の空気が感じられる愛のこもったサイトさんでした。
夢小説なんてやっている以上は私のやっていることは原作の
行間捏造以外の何ものでもないのですけれど、
同じ行間を埋めるパロディ創作でもその方のそれは
確かに原作を大事にされていて、ちゃんと面影が残っていて
その点で大変に憧れてしまうような作品群でした。
具体的な作品名を挙げることが許されるでしょうか;
その方の作品の中に、第二回目の魔界統一トーナメント戦の陰で
はたらく陰謀とそれをくい止める幽助たちを
見事に描ききった作品がありました。
小説の合間に、ちるちるでいう挿絵ともまた違うやり方ですが
諸処に絵が入り、視覚的にも原作の面影を味わいながら
読むことのできる作品でした。
管理人さん御本人は紙芝居風と仰っていたように思います。
特に私はこの作品のファンでした。
名前変換機能のある作品でもなく、
夢小説で言う「ヒロイン」に相当する主役級に動くキャラクタが
いるのでもないのですが、幽助たちが事件に対して行動し、
推測し、策を巡らし、霊界も魔界も巻き込んで大博打を打ち…
もちろんこの間の推測、策を巡らすあたりに蔵馬の頭脳が
大活躍をするわけです。
キャラたちはちゃんとそれぞれに与えられた役割を守り
(キャラならではという以外に物語の展開上の役割も含む)、
一人一人のキャラにスポットが当たるようになっており。
脱帽したのは蔵馬と空(義弟くんにとりついた宿借り妖怪ですよ)
のやりとりでした。
空は例の陰謀の黒幕に使われており(そういう運命なのでしょう)、
トーナメントの運営委員のひとりに取り憑いて会議に潜り込む
スパイの役割をしています。
それでまた黒幕たちに黙って蔵馬に策を吹き込まれるという、
鯱の時にやったのと同じことをここでもやるのです。
嫌々黒幕たちに協力している空が、彼らにとって有益な情報を
嬉々として薦めるのは状況として不自然である、
だから本当はその有益な情報(これも策の一環で流された情報)に
黒幕たちを乗せなければならないところ、
あえて今回は手を引いたらどうだろうと進言しろと
蔵馬は空に指示を出すのです。
私がうろ覚えの頭で書いたところで本当の意味の半分も
伝わらないのは承知でありつつ惜しまれますが…
物語の進行からずっとここまで読むと、
本当に蔵馬が出しそうな策なのです。
相手の状況や性格を把握した上でこう出ればああ返るだろうという
その思考が巡らされたであろうことは瞭然であり、
他人よりふたつもみっつも先のことを考えている
妖狐蔵馬の冷静沈着な頭脳が確かにそこにあったのです。
これにはもう平伏するより他ありませんでした。
どんなふうに推理ものを仕組んでも太刀打ちできません。
いえ、勝負じゃないんですけど
原作愛のなせた技もあろうかとは思いますが、
管理人さんの構成力がずば抜けていらしたんだと思います。
いつ思い出しても寒気が走るような見事な作品でした。
もう非の打ち所がないんです。
ちるちるで推理ものをやり始めたことと
そのサイトさんの作品とには接点も影響もありませんけれど、
元は推理ものを作る際にも物語としてプロットを練り上げます。
どこを問題にしてどの情報を伏せてどの順番で見せるか、
虫食いにしていくという作業がそのあとであるだけで、
ひとひねり謎のある物語を作るという時点では
その管理人さんと同じ様なことをやっているわけです。
その時点でもう、
こんな素晴らしい作品を私に作ることはできないと思ってしまって
どよんとしたため息をつくばかりと相成るわけです。
はー。
はーあーあー…すごいなぁ本当…
世の中にはすごーい人がいるものです。はぁぁ。
そのサイトさんが惜しまれながら閉鎖されてから
一年と少し経ちました。
それでも私は覚えているし、
この日記を読んでお心当たりがある方もたくさんいると思いますし、
良いものは失われても忘れられないのだと改めて思うわけです。
そういう作品が残せるようになりたいなぁ…高尚な目標ですこと;
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