雪花の日記です
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「ねぇねぇ、南野くん。あのプラネタリウムってどこに売ってたの?」
彼女は相変わらず手に針、
ひざになにやらかたち作られつつある布のかたまりをのせている。
ついでに、相変わらず南野くんとしか彼を呼ばない。
彼はとりあえずそこは聞かなかったふりをして答えてやることにする。
「魔界で遊んだやつ?」
「そうそう」
「あれ、手作りだよ」
「はっ?」
彼女が素っ頓狂な声をあげて今にも針を取り落としそうになったので、
彼は慌てて彼女のほうに手を伸ばしかけた。
「嘘ー! あんなの作れるの!?」
目を思いきりきらきらさせている彼女を見つめていると、
彼は逆にたじたじとなってしまった。
完全なる手作りと言うと語弊があるのだ。
「手作りというか…『大人の科学』っていう雑誌、知ってる?」
「知らない」
「そういう雑誌があって。プラネタリウムのキットが付録だったんだ」
要は組み立てるだけでプラネタリウムができるというものだ。
「へぇ…そんな雑誌があるんだ」
「うん。さすがにちょっと高い…雑誌のくせに二千円ちょっと」
「うわっ」
「……君だって自分の専門の本にならいくらでも出すでしょ」
彼女をあっという間にやりこめて、彼は続けた。
「本当は他の号も欲しかったんだよね…ロバート・フック式の顕微鏡、
ニュートンの反射望遠鏡、投影式万華鏡…もう、きりがなくてね?」
「南野くんって、好奇心があっちこっち向いてるんだね…」
「そうだね。八方美人気味で」
君のようにはいきませんと、彼は笑う。
彼女は彼の視線の先である自分の手元、針と糸と布…に気がついて、
ちょっと赤くなった。
彼は大抵、褒め言葉のつもりで言ってくれるのだ。
「……最近は、ある実験にはまっていて」
彼が急に声を潜めてそう言うので、
彼女は改めて彼のほうを向き直った。
「実験というとニュアンスが違う気もするんだけどね。
可愛い女の子がいて、彼女は目下のところオレと恋愛中でね、
オレの言うことなすことに新鮮なリアクションをくれるんだ。
オレはこのところいつも、
ああ、こう言ったら彼女はなんて答えるだろう。
なんて考えて、実際やってみて、楽しんでる」
実に有意義な試みだよと彼は悪気なく笑った。
彼が今彼女に落とした試薬は、彼女の感情に反応し、
残念なことに少し怒り混じりの色に化学変化をしてみせた。
彼女の怒る声をなだめながら、彼は事前に得たデータを思い返す。
怒りの色は照れの色を隠すために出てくるということ──
寝る前に一人プラネタリウムをするのは雪花さんのマイブームです。
青少年科学館のプラネタリウムに行きたいなー。
ひとりで…誰か誘おうかな…沈
というわけで、例のプラネタリウムは「大人の科学」9号目の
大平貴之氏監修ピンホール式プラネタリウムです。
雪花の手作り(キットを組み立てただけ)です。
二千円ちょっとします。イタ…
望遠鏡も万華鏡も欲しいです。二千円ちょっとずつ。ああ…
でも顕微鏡はなぜか二台も持っているのでいいのかな…
ミオさん(雪花父)の所有物ですが彼の趣味は本当に不思議です。
彼、昔はものすごく大きな望遠鏡も持っていました。
なんか、倉庫でかびたみたい…勿体ない…
かびはえさせるくらいなら雪花におくれよ…
「大人の科学」(学習研究社)
そんなこんなでお返事にお返事
こんばんは、国境を越えてようこそ!
そちらはお寒い頃なのでは…そして憧れの白夜は…笑
二分割サプライズ、よく考えたら日記でもハッピーエンド宣言をし、
話数が30を越えたとまで書いていましたから、バレバレでしたね;
どうもちるちるのお客様はお優しくて笑、
ハッピーエンドにしなくても喜んでくださるみたいです…
ありますよね、数年を経ての再会と恋心の再燃焼って笑。
むしろ恋愛に対して引っ込んでしまう人にならよくありそうな話で…
自分も含めまして笑。
相手の出方を見ながら、相手も好意を持ってくれていそうな予感を
びしばしと感じながら、自分がどう出るかを考えているのですよ。
ほとんど100パーセント近い保険があると感じていても、
実際に告白に踏み切るのにはやっぱり勇気が要りますよね笑。
あっさりじわじわ始まっていってくれればと思いながら、
雪花なりの恋の理想をひとつ書いたような気持ちです。
…日記はお恥ずかしいんです…
こんなに長々濃ゆいこと書いていたら逆に引きは致しませんか…
どんびきどんびき(最近雪花周りで流行っている言葉…)
私は自分を自分として見ると結構気に入っているのですけれど、
こんな人が他人として身近にいたら絶対嫌いです笑。
そんな雰囲気をこれでもかというほど醸し出す日記と思っていますが;
日常で思うことはいろいろあれど、
端から端まで聞いてくれる人はおらず、そこまで面倒もかけられず…
その点ウェブ上の日記だと一方的に端から端まで書いたら
吐露したことで自分はすっきりしますし、
読む方も自分の好きずきで飛ばしたり途中でやめたりできますから、
好き勝手言うには大変都合がよいのですよね!
好んでくださっているところを申し訳のないことに、
読んでくださってる方々は雪花の餌食ですごめんなさい;
もちょっと楽しいことを書けたらと思う反面、
日記は読み物じゃないんだなと思ったりすることもあって、
結局あんまり読み手さんのことを思いやらずに暴走しています…エヘ
そしてこれからもそうやって続いていきます;
今年は半分近くもおやすみ期間になってしまってつまらなかったですね;
やっぱり変化のあるサイトこそが見る側としては楽しいでしょうし。
日記くらい動いていればまた違うのですけれど~
まだもう少しおやすみ期間は続きますが、お時間潰しにでもなるなら
ぜひ使ってやってくださいませ。
年が明けましたら、改めて御挨拶に伺いますね!
悠さんには雪花サンタになれたようで良かったです笑。
来年もよろしくお願い申し上げます。
ありがとうございました。
大掃除がなかなか進みません…
去年同様、今年のごみを来年に持ち越すような気がします。
このところ文章書きたい指に戻ってきていて、
気持ちだけは夢小説ももっともっとと思っています。
まぁ、何かの踏ん切りがつけばということなのでしょう。
とりあえずは掃除をしつつ、自分も心の整理をしつつ。
彼女は相変わらず手に針、
ひざになにやらかたち作られつつある布のかたまりをのせている。
ついでに、相変わらず南野くんとしか彼を呼ばない。
彼はとりあえずそこは聞かなかったふりをして答えてやることにする。
「魔界で遊んだやつ?」
「そうそう」
「あれ、手作りだよ」
「はっ?」
彼女が素っ頓狂な声をあげて今にも針を取り落としそうになったので、
彼は慌てて彼女のほうに手を伸ばしかけた。
「嘘ー! あんなの作れるの!?」
目を思いきりきらきらさせている彼女を見つめていると、
彼は逆にたじたじとなってしまった。
完全なる手作りと言うと語弊があるのだ。
「手作りというか…『大人の科学』っていう雑誌、知ってる?」
「知らない」
「そういう雑誌があって。プラネタリウムのキットが付録だったんだ」
要は組み立てるだけでプラネタリウムができるというものだ。
「へぇ…そんな雑誌があるんだ」
「うん。さすがにちょっと高い…雑誌のくせに二千円ちょっと」
「うわっ」
「……君だって自分の専門の本にならいくらでも出すでしょ」
彼女をあっという間にやりこめて、彼は続けた。
「本当は他の号も欲しかったんだよね…ロバート・フック式の顕微鏡、
ニュートンの反射望遠鏡、投影式万華鏡…もう、きりがなくてね?」
「南野くんって、好奇心があっちこっち向いてるんだね…」
「そうだね。八方美人気味で」
君のようにはいきませんと、彼は笑う。
彼女は彼の視線の先である自分の手元、針と糸と布…に気がついて、
ちょっと赤くなった。
彼は大抵、褒め言葉のつもりで言ってくれるのだ。
「……最近は、ある実験にはまっていて」
彼が急に声を潜めてそう言うので、
彼女は改めて彼のほうを向き直った。
「実験というとニュアンスが違う気もするんだけどね。
可愛い女の子がいて、彼女は目下のところオレと恋愛中でね、
オレの言うことなすことに新鮮なリアクションをくれるんだ。
オレはこのところいつも、
ああ、こう言ったら彼女はなんて答えるだろう。
なんて考えて、実際やってみて、楽しんでる」
実に有意義な試みだよと彼は悪気なく笑った。
彼が今彼女に落とした試薬は、彼女の感情に反応し、
残念なことに少し怒り混じりの色に化学変化をしてみせた。
彼女の怒る声をなだめながら、彼は事前に得たデータを思い返す。
怒りの色は照れの色を隠すために出てくるということ──
寝る前に一人プラネタリウムをするのは雪花さんのマイブームです。
青少年科学館のプラネタリウムに行きたいなー。
ひとりで…誰か誘おうかな…沈
というわけで、例のプラネタリウムは「大人の科学」9号目の
大平貴之氏監修ピンホール式プラネタリウムです。
雪花の手作り(キットを組み立てただけ)です。
二千円ちょっとします。イタ…
望遠鏡も万華鏡も欲しいです。二千円ちょっとずつ。ああ…
でも顕微鏡はなぜか二台も持っているのでいいのかな…
ミオさん(雪花父)の所有物ですが彼の趣味は本当に不思議です。
彼、昔はものすごく大きな望遠鏡も持っていました。
なんか、倉庫でかびたみたい…勿体ない…
かびはえさせるくらいなら雪花におくれよ…
「大人の科学」(学習研究社)
そんなこんなでお返事にお返事
こんばんは、国境を越えてようこそ!
そちらはお寒い頃なのでは…そして憧れの白夜は…笑
二分割サプライズ、よく考えたら日記でもハッピーエンド宣言をし、
話数が30を越えたとまで書いていましたから、バレバレでしたね;
どうもちるちるのお客様はお優しくて笑、
ハッピーエンドにしなくても喜んでくださるみたいです…
ありますよね、数年を経ての再会と恋心の再燃焼って笑。
むしろ恋愛に対して引っ込んでしまう人にならよくありそうな話で…
自分も含めまして笑。
相手の出方を見ながら、相手も好意を持ってくれていそうな予感を
びしばしと感じながら、自分がどう出るかを考えているのですよ。
ほとんど100パーセント近い保険があると感じていても、
実際に告白に踏み切るのにはやっぱり勇気が要りますよね笑。
あっさりじわじわ始まっていってくれればと思いながら、
雪花なりの恋の理想をひとつ書いたような気持ちです。
…日記はお恥ずかしいんです…
こんなに長々濃ゆいこと書いていたら逆に引きは致しませんか…
どんびきどんびき(最近雪花周りで流行っている言葉…)
私は自分を自分として見ると結構気に入っているのですけれど、
こんな人が他人として身近にいたら絶対嫌いです笑。
そんな雰囲気をこれでもかというほど醸し出す日記と思っていますが;
日常で思うことはいろいろあれど、
端から端まで聞いてくれる人はおらず、そこまで面倒もかけられず…
その点ウェブ上の日記だと一方的に端から端まで書いたら
吐露したことで自分はすっきりしますし、
読む方も自分の好きずきで飛ばしたり途中でやめたりできますから、
好き勝手言うには大変都合がよいのですよね!
好んでくださっているところを申し訳のないことに、
読んでくださってる方々は雪花の餌食ですごめんなさい;
もちょっと楽しいことを書けたらと思う反面、
日記は読み物じゃないんだなと思ったりすることもあって、
結局あんまり読み手さんのことを思いやらずに暴走しています…エヘ
そしてこれからもそうやって続いていきます;
今年は半分近くもおやすみ期間になってしまってつまらなかったですね;
やっぱり変化のあるサイトこそが見る側としては楽しいでしょうし。
日記くらい動いていればまた違うのですけれど~
まだもう少しおやすみ期間は続きますが、お時間潰しにでもなるなら
ぜひ使ってやってくださいませ。
年が明けましたら、改めて御挨拶に伺いますね!
悠さんには雪花サンタになれたようで良かったです笑。
来年もよろしくお願い申し上げます。
ありがとうございました。
大掃除がなかなか進みません…
去年同様、今年のごみを来年に持ち越すような気がします。
このところ文章書きたい指に戻ってきていて、
気持ちだけは夢小説ももっともっとと思っています。
まぁ、何かの踏ん切りがつけばということなのでしょう。
とりあえずは掃除をしつつ、自分も心の整理をしつつ。
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