雪花の日記です
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あんまり恐かったので顔文字を許す(:_;)
見ているときはその夢の中心人物なので恐かったのですが、
あとから考え直すとそうでもないのですよね…ギャグっぽくて…
というわけで本日の夕方寝の夢をご披露…長ぁいよ…
雪花は本屋さんの(あれれ)レジのスタッフをしています…
蔵馬はそこの同僚です…蔵馬が出てきたの、夢に!!
たっぷりもっさり出てきたの!!
それだけでもう充分イタイ…
蔵馬はレジじゃないと思うのですけど。
で、御都合主義なんですが蔵馬と雪花は職場公認の恋人らしいのです。
お仕事の帰り道、蔵馬が運転する車の助手席に雪花は座り、
毎日家まで送っていただいているようでした。
帰り道で必ず通る場所が、山に渦を巻くように巡らされた車道と
それに沿って斜面に配置された住宅街の中です。
蔵馬はその住宅街の中を走る車道へ入るために、
どう考えても歩行者専用としか思えない石階段を
車でごわぁぁぁと登っていくのです。
蔵馬は結構運転荒いようでした…
その石階段は結構な距離を登ったあとで軽く左に折れ、
そこから十メートルも行けば車道に出るというかたちをしています。
左に折れるその曲がり角には街灯がたっています。
街灯のところで左折する際、私たちの車は住宅街に住んでいるらしい
父親と幼いふたりの娘さんという父子に出くわします。
蔵馬が荒っぽい運転をするもので、
いつもその父子にぶつかりはしないかと雪花はハラハラしていました。
その父子がそんな夜遅くに何をしているのかも気にかかりますが、
夢の中の雪花はきっと食後のお散歩だわなんて考えていたのでした。
恐いのはここからでした…つまりこの長いのが全部前置きなの;
ある日もそうして同じように石階段を車で走っていたのですが、
とうとう街灯の下で幼い娘さんに車がぶつかってしまったのです。
女の子ふたりは姉妹で、お姉さんのほうにぶつかりました。
車の右前方のライトが彼女の右の目に軽くぶつかるというもので、
助手席という左端に座っていたにもかかわらず私にはその光景が
大変よく見えたのでした。
車のライトが割れたのはわかりましたが、
女の子は悲鳴もうめき声も上げず、なぜか血も出ず、
眼窟のかたちどおりにライトがぴたっとはまったような
ぶつかり方をしたのがはっきりと見えたのです。
しかしその後女の子がどうしたかは具体的にわかりませんでした。
ただ、病院で精密な検査をしてきちんと対処し責任をとれば
解決するだろうという怪我であろうことは明らかでした。
いけない、事故だ、と思いました。
蔵馬は石階段を左折したところですぐさま車を止め、降り、
私もそれに倣って車を降りました。
彼は私にその場に残って携帯電話で救急車を呼ぶようにと指示をし、
自分は車に乗って直接警察へ出頭しに行きました。
こういう書き方だけすると蔵馬は雪花を囮にひとりで車に乗って
逃走を図ったように解釈できなくもないですが、さすが恋人、
雪花さん彼を信じてというか微塵も疑わずその場に残りました。
これが蔵馬と引き離されるその瞬間になるなんて…
雪花は動揺していたのか、なかなか携帯電話でも正しい番号に
電話をかけることができず、かなり時間が経ってからやっと電話が
できる状態になったのですが、そのときには蔵馬が警察にたどり着いて
それから手配されたらしい救急車やらが到着してしまいました。
ところがその場に蔵馬がいないのです。
事故に遭った女の子と妹、父親は病院へ向かったのかすでに姿なく、
代わりに雪花の家族が到着しました。
御承知のように雪花は事故現場から一歩も離れることなく
待機し続けていたのですが、石階段を降りて車道に出てみると
そこにパトカーが数台停まっており、赤いランプが煌々と光り、
警察官が調査をし始めていました。
驚いたのはなんとマスコミがかけつけていたのです。
テレビカメラが事故現場の様子を映像におさめていました。
本当の事故現場とは違う、車通りの多い広い道路が
当事者の知らぬうちに事故現場に仕立て上げられており、
あたかもそこで本当に衝突が起きたかのように
専門家が大真面目に調べ、取材をしているわけです。
そして蔵馬の姿がないということで雪花が悟ったのは、
事故の事実がねじ曲げられてニュース用に作り替えられようとしている
ということでした。
蔵馬は故意に女の子にぶつかったとして拘束されてしまったのです。
だから警察へ行ったきりそこで身柄をとらえられて、
私の前に現れることができなかったのでした。
調査が進み日が経ち、私は仕事を休み続けることもできなくて、
同僚の方々に御心配をおかけしながら出勤していました。
調べが進むにつれて、蔵馬が故意に少女を轢いたという方向へ
報道が流れ、世の中の認識も同様に偏ってきてしまいました。
私は蔵馬の濡れ衣を晴らさなければと思うのですが、
孤軍奮闘ではどうすることもできないのです。
ひたすらに自分は自分なりに現場を調べ偽現場を調べし、
蔵馬の罪状を作り上げている人々を探りました。
蔵馬の弁護を引き受けたという女性が出てきました。
逞しそうなおばさんだったのですが、この人がくせものでした。
裁判がまとまりよく終わることに美学を持っているようで、
真実がねじ曲がっていようがそんなことにはお構いなしというのです。
この場合には蔵馬を殺人未遂の罪に落とし込むことができれば
いちばんわかりやすくかつ簡単に裁判がまとまるというので、
彼女は現場を作り込み嘘の状況を演じ続けていました。
蔵馬は真実が隠されて嘘が作り上げられていることをちゃんと
知っていましたが、それに対して抵抗や抗議はせずにじっと自分の身に
起こることを受け入れようとしていました。
ただ、殺人未遂罪を認めるということだけはしていませんでした。
蔵馬は私の家族にもちゃんと紹介された恋人だったようで、
ミオさんも大真面目に心配してくれましたし、
私が語る事故の真相をちゃんと信じてくれ、励ましをくれました。
彼らと話したこと、行動したことも覚えがあるのに具体的な記憶が
抜けつつあるのが残念です、夢ですものね。
病院や現場や、あちこち移動する足になってくれもしました。
このころになって、蔵馬の罪状が殺人未遂罪ではないらしい
という証拠が調査により少しずつ上がり始めていたようでした。
ただどちらかというとまだ殺人未遂罪説を支持している
先述の女弁護士が優勢であり、どちらの結果になるにしろ
先に明確な証拠を見つけだしたほうが勝つだろうというのるかそるかの
状況にさしかかっていました。
そこでこの女弁護士は恐ろしいことを言い出しました。
いちばん確実なのは、蔵馬の自白を引き出すことです。
だったら罪の意識を水増しして自白させてやろうという魂胆で、
なんと車がぶつかった女の子の葬儀をしようと言うのです。
念のため申し上げておきますが、女の子は死んでいません。
眼帯をつけるくらいの怪我でしたし、彼女のお父さんも蔵馬を責め立て
罪の償いを求めるようなことはしていませんでした。
女弁護士にこそ道徳的な問題があると言えますが、
なんと葬儀は実行されます。
ここがギャグなのですが、地元の駅前スーパーがその会場で、
店の廊下をしずしずと黒い棺を担いだ人々が列をなして
歩いてくるのです。
店内は光に満ちて明るく、生活感に溢れておりました。
かなりミス・マッチな空気の中、葬儀は行列の行進だけでしたが
執り行われ、それを蔵馬もどこかで見ていたようです。
行列の中に、この葬儀で葬られるはずの女の子の姿がありました。
突っ込みどころ満載です。
ただ、この嘘葬儀をやったことで、
どういう根拠か蔵馬の無罪が確定してしまったのです。
雪花は女弁護士に「自分の葬儀に参列するなんてありえないわよ」
というどこか的はずれな責めをしました。
蔵馬のことではなく、事故に遭った女の子のことです。
女弁護士は「仕方ないわね、今回は負けを認めるわ」という感じで
颯爽と去っていきました。
ここで雪花の回想が入りまして、そういえばタクシーの運転手さんが
領収証のような書類束を確認しながら、
あの人じゃねぇような気がするんだよなぁ、と女弁護士に
言っていたのを思いだしたのです。
運転手さんは事故の真相についてを見知っていて、
記憶が定かでないために証言をすることを躊躇っていたようでした。
彼のこの呟きが決定打だったのかもしれないと
夢の中の雪花は思いました。
この事件のどこにタクシーが絡んでいたのかは本当にわかりません。
そうして蔵馬の無罪がこの嘘葬儀によって警察にも証明され、
世間にも知らしめられて、彼は放免になりました。
長い間引き離されていた恋人にやっと再会できて、
蔵馬と雪花はしっかと抱き合いキスをしました。おぉぉぃ…
要らない注釈を差し上げますれば、これは嘘葬儀が行われたあとの
スーパー・マーケットの廊下における出来事です。
翌日でしょうか、雪花は職場のロッカールームにいました。
同僚の女性がひょいと覗いて、よかったねぇと言ってくれました。
お店に出ると蔵馬は先に出勤してきていて、
チーフの男性と一緒にお客さんの応対をしていました。
この光景から、蔵馬は普通のスタッフさんよりは
少しお偉方な立場の職員らしいということがわかりました。
雪花が近づいていっておはようございますと言うと、
蔵馬もチーフの方もにっこりしておはようございますと
返してくれました。
こういう騒ぎを起こしてしまった蔵馬に対して、
このお店の人々は冷たくあたったり退職を望んだりはしませんでした。
むしろ、みんなが蔵馬の無罪を信じてくれていたようで、
一丸となって彼の放免を願っていたという側面があったのです。
この事故の件に関して、家族や職場の人々みんなの気持ちが
ひとつになってしまって、妙な結束力が生まれたのでした。
ですから帰ってきた彼をみんなが喜んで出迎えてくれたのです。
蔵馬と雪花の関係もこのことでまた結びつき深い感じになって、
結婚まで秒読み開始という雰囲気になりました。
それまで結婚しましたのはがきを出せばいいや程度の
お付き合いだった人が、式には呼べよと言ってくる始末です。
こうしてひと騒動は幕を閉じ…めでたしめでたし…?
何が恐かったってこの夢の半端じゃないリアリティが恐かったです。
どうして二次元と三次元交えてこんな夢とは思えないほどの
めまぐるしく細かい展開が出てくるのかがわかりません。
スリルがあり、追いつめられたような気持ちを常に抱きながら、
恋人を助けようとひとり戦うヒロインの役を演じていました。
夢の中ですから設定も何も矛盾していたりするのはあり得ますが、
それにしても…ねぇ…
ああ、でも、面白かった…!
というわけで切り上げまして、お返事にお返事です。
なんだかこんな話題のあとに申し訳ございません…
■こんばんは、いつもお返事ありがとうございます。
ちるちるへのリンク、わー嬉しいです、ありがとうございます。
お嫌じゃなかったら相互リンクしましょう~
でも逆にこういうジャンルだからこそ繋いでいただくのが
申し訳ないような気がします。
こんなところに繋がっちゃって大丈夫ですか?
そちら様のお客様からすると閲覧に抵抗のあるサイトなのではと
思いますが…お気にならないようでしたらちるちる側には
なんの問題もございませんのでお好きにしてやってください。
私もお許しをいただければこちらからリンクを
貼らせていただきたく存じます…御迷惑がかかるようなことがないか、
御検討いただければ嬉しいです。
「ばんなぐろ」は私も本当に読めませんでした…
どのあたりの土地かは覚えていませんが、道内のどこか…
アイヌ語が元になっている地名も多いものですから、
特有の意味を持つ地名もたくさんあるのです。
雪花の住む市の名前は「チョウザメの住む川」という意味が
あったと思います。
このあたりで川といえば石狩川・千歳川ですが…ちょうざめ??
現代の川にチョウザメが住んでいるかどうかは…
お返事ありがとうございました、
よろしければもう一度お返事くださいませ、お手数ですが…
ああすごい夢見た…映画一編見たような気分です。
もう少し出来の良い映画なら良いのにねぇ…
見ているときはその夢の中心人物なので恐かったのですが、
あとから考え直すとそうでもないのですよね…ギャグっぽくて…
というわけで本日の夕方寝の夢をご披露…長ぁいよ…
雪花は本屋さんの(あれれ)レジのスタッフをしています…
蔵馬はそこの同僚です…蔵馬が出てきたの、夢に!!
たっぷりもっさり出てきたの!!
それだけでもう充分イタイ…
蔵馬はレジじゃないと思うのですけど。
で、御都合主義なんですが蔵馬と雪花は職場公認の恋人らしいのです。
お仕事の帰り道、蔵馬が運転する車の助手席に雪花は座り、
毎日家まで送っていただいているようでした。
帰り道で必ず通る場所が、山に渦を巻くように巡らされた車道と
それに沿って斜面に配置された住宅街の中です。
蔵馬はその住宅街の中を走る車道へ入るために、
どう考えても歩行者専用としか思えない石階段を
車でごわぁぁぁと登っていくのです。
蔵馬は結構運転荒いようでした…
その石階段は結構な距離を登ったあとで軽く左に折れ、
そこから十メートルも行けば車道に出るというかたちをしています。
左に折れるその曲がり角には街灯がたっています。
街灯のところで左折する際、私たちの車は住宅街に住んでいるらしい
父親と幼いふたりの娘さんという父子に出くわします。
蔵馬が荒っぽい運転をするもので、
いつもその父子にぶつかりはしないかと雪花はハラハラしていました。
その父子がそんな夜遅くに何をしているのかも気にかかりますが、
夢の中の雪花はきっと食後のお散歩だわなんて考えていたのでした。
恐いのはここからでした…つまりこの長いのが全部前置きなの;
ある日もそうして同じように石階段を車で走っていたのですが、
とうとう街灯の下で幼い娘さんに車がぶつかってしまったのです。
女の子ふたりは姉妹で、お姉さんのほうにぶつかりました。
車の右前方のライトが彼女の右の目に軽くぶつかるというもので、
助手席という左端に座っていたにもかかわらず私にはその光景が
大変よく見えたのでした。
車のライトが割れたのはわかりましたが、
女の子は悲鳴もうめき声も上げず、なぜか血も出ず、
眼窟のかたちどおりにライトがぴたっとはまったような
ぶつかり方をしたのがはっきりと見えたのです。
しかしその後女の子がどうしたかは具体的にわかりませんでした。
ただ、病院で精密な検査をしてきちんと対処し責任をとれば
解決するだろうという怪我であろうことは明らかでした。
いけない、事故だ、と思いました。
蔵馬は石階段を左折したところですぐさま車を止め、降り、
私もそれに倣って車を降りました。
彼は私にその場に残って携帯電話で救急車を呼ぶようにと指示をし、
自分は車に乗って直接警察へ出頭しに行きました。
こういう書き方だけすると蔵馬は雪花を囮にひとりで車に乗って
逃走を図ったように解釈できなくもないですが、さすが恋人、
雪花さん彼を信じてというか微塵も疑わずその場に残りました。
これが蔵馬と引き離されるその瞬間になるなんて…
雪花は動揺していたのか、なかなか携帯電話でも正しい番号に
電話をかけることができず、かなり時間が経ってからやっと電話が
できる状態になったのですが、そのときには蔵馬が警察にたどり着いて
それから手配されたらしい救急車やらが到着してしまいました。
ところがその場に蔵馬がいないのです。
事故に遭った女の子と妹、父親は病院へ向かったのかすでに姿なく、
代わりに雪花の家族が到着しました。
御承知のように雪花は事故現場から一歩も離れることなく
待機し続けていたのですが、石階段を降りて車道に出てみると
そこにパトカーが数台停まっており、赤いランプが煌々と光り、
警察官が調査をし始めていました。
驚いたのはなんとマスコミがかけつけていたのです。
テレビカメラが事故現場の様子を映像におさめていました。
本当の事故現場とは違う、車通りの多い広い道路が
当事者の知らぬうちに事故現場に仕立て上げられており、
あたかもそこで本当に衝突が起きたかのように
専門家が大真面目に調べ、取材をしているわけです。
そして蔵馬の姿がないということで雪花が悟ったのは、
事故の事実がねじ曲げられてニュース用に作り替えられようとしている
ということでした。
蔵馬は故意に女の子にぶつかったとして拘束されてしまったのです。
だから警察へ行ったきりそこで身柄をとらえられて、
私の前に現れることができなかったのでした。
調査が進み日が経ち、私は仕事を休み続けることもできなくて、
同僚の方々に御心配をおかけしながら出勤していました。
調べが進むにつれて、蔵馬が故意に少女を轢いたという方向へ
報道が流れ、世の中の認識も同様に偏ってきてしまいました。
私は蔵馬の濡れ衣を晴らさなければと思うのですが、
孤軍奮闘ではどうすることもできないのです。
ひたすらに自分は自分なりに現場を調べ偽現場を調べし、
蔵馬の罪状を作り上げている人々を探りました。
蔵馬の弁護を引き受けたという女性が出てきました。
逞しそうなおばさんだったのですが、この人がくせものでした。
裁判がまとまりよく終わることに美学を持っているようで、
真実がねじ曲がっていようがそんなことにはお構いなしというのです。
この場合には蔵馬を殺人未遂の罪に落とし込むことができれば
いちばんわかりやすくかつ簡単に裁判がまとまるというので、
彼女は現場を作り込み嘘の状況を演じ続けていました。
蔵馬は真実が隠されて嘘が作り上げられていることをちゃんと
知っていましたが、それに対して抵抗や抗議はせずにじっと自分の身に
起こることを受け入れようとしていました。
ただ、殺人未遂罪を認めるということだけはしていませんでした。
蔵馬は私の家族にもちゃんと紹介された恋人だったようで、
ミオさんも大真面目に心配してくれましたし、
私が語る事故の真相をちゃんと信じてくれ、励ましをくれました。
彼らと話したこと、行動したことも覚えがあるのに具体的な記憶が
抜けつつあるのが残念です、夢ですものね。
病院や現場や、あちこち移動する足になってくれもしました。
このころになって、蔵馬の罪状が殺人未遂罪ではないらしい
という証拠が調査により少しずつ上がり始めていたようでした。
ただどちらかというとまだ殺人未遂罪説を支持している
先述の女弁護士が優勢であり、どちらの結果になるにしろ
先に明確な証拠を見つけだしたほうが勝つだろうというのるかそるかの
状況にさしかかっていました。
そこでこの女弁護士は恐ろしいことを言い出しました。
いちばん確実なのは、蔵馬の自白を引き出すことです。
だったら罪の意識を水増しして自白させてやろうという魂胆で、
なんと車がぶつかった女の子の葬儀をしようと言うのです。
念のため申し上げておきますが、女の子は死んでいません。
眼帯をつけるくらいの怪我でしたし、彼女のお父さんも蔵馬を責め立て
罪の償いを求めるようなことはしていませんでした。
女弁護士にこそ道徳的な問題があると言えますが、
なんと葬儀は実行されます。
ここがギャグなのですが、地元の駅前スーパーがその会場で、
店の廊下をしずしずと黒い棺を担いだ人々が列をなして
歩いてくるのです。
店内は光に満ちて明るく、生活感に溢れておりました。
かなりミス・マッチな空気の中、葬儀は行列の行進だけでしたが
執り行われ、それを蔵馬もどこかで見ていたようです。
行列の中に、この葬儀で葬られるはずの女の子の姿がありました。
突っ込みどころ満載です。
ただ、この嘘葬儀をやったことで、
どういう根拠か蔵馬の無罪が確定してしまったのです。
雪花は女弁護士に「自分の葬儀に参列するなんてありえないわよ」
というどこか的はずれな責めをしました。
蔵馬のことではなく、事故に遭った女の子のことです。
女弁護士は「仕方ないわね、今回は負けを認めるわ」という感じで
颯爽と去っていきました。
ここで雪花の回想が入りまして、そういえばタクシーの運転手さんが
領収証のような書類束を確認しながら、
あの人じゃねぇような気がするんだよなぁ、と女弁護士に
言っていたのを思いだしたのです。
運転手さんは事故の真相についてを見知っていて、
記憶が定かでないために証言をすることを躊躇っていたようでした。
彼のこの呟きが決定打だったのかもしれないと
夢の中の雪花は思いました。
この事件のどこにタクシーが絡んでいたのかは本当にわかりません。
そうして蔵馬の無罪がこの嘘葬儀によって警察にも証明され、
世間にも知らしめられて、彼は放免になりました。
長い間引き離されていた恋人にやっと再会できて、
蔵馬と雪花はしっかと抱き合いキスをしました。おぉぉぃ…
要らない注釈を差し上げますれば、これは嘘葬儀が行われたあとの
スーパー・マーケットの廊下における出来事です。
翌日でしょうか、雪花は職場のロッカールームにいました。
同僚の女性がひょいと覗いて、よかったねぇと言ってくれました。
お店に出ると蔵馬は先に出勤してきていて、
チーフの男性と一緒にお客さんの応対をしていました。
この光景から、蔵馬は普通のスタッフさんよりは
少しお偉方な立場の職員らしいということがわかりました。
雪花が近づいていっておはようございますと言うと、
蔵馬もチーフの方もにっこりしておはようございますと
返してくれました。
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このお店の人々は冷たくあたったり退職を望んだりはしませんでした。
むしろ、みんなが蔵馬の無罪を信じてくれていたようで、
一丸となって彼の放免を願っていたという側面があったのです。
この事故の件に関して、家族や職場の人々みんなの気持ちが
ひとつになってしまって、妙な結束力が生まれたのでした。
ですから帰ってきた彼をみんなが喜んで出迎えてくれたのです。
蔵馬と雪花の関係もこのことでまた結びつき深い感じになって、
結婚まで秒読み開始という雰囲気になりました。
それまで結婚しましたのはがきを出せばいいや程度の
お付き合いだった人が、式には呼べよと言ってくる始末です。
こうしてひと騒動は幕を閉じ…めでたしめでたし…?
何が恐かったってこの夢の半端じゃないリアリティが恐かったです。
どうして二次元と三次元交えてこんな夢とは思えないほどの
めまぐるしく細かい展開が出てくるのかがわかりません。
スリルがあり、追いつめられたような気持ちを常に抱きながら、
恋人を助けようとひとり戦うヒロインの役を演じていました。
夢の中ですから設定も何も矛盾していたりするのはあり得ますが、
それにしても…ねぇ…
ああ、でも、面白かった…!
というわけで切り上げまして、お返事にお返事です。
なんだかこんな話題のあとに申し訳ございません…
■こんばんは、いつもお返事ありがとうございます。
ちるちるへのリンク、わー嬉しいです、ありがとうございます。
お嫌じゃなかったら相互リンクしましょう~
でも逆にこういうジャンルだからこそ繋いでいただくのが
申し訳ないような気がします。
こんなところに繋がっちゃって大丈夫ですか?
そちら様のお客様からすると閲覧に抵抗のあるサイトなのではと
思いますが…お気にならないようでしたらちるちる側には
なんの問題もございませんのでお好きにしてやってください。
私もお許しをいただければこちらからリンクを
貼らせていただきたく存じます…御迷惑がかかるようなことがないか、
御検討いただければ嬉しいです。
「ばんなぐろ」は私も本当に読めませんでした…
どのあたりの土地かは覚えていませんが、道内のどこか…
アイヌ語が元になっている地名も多いものですから、
特有の意味を持つ地名もたくさんあるのです。
雪花の住む市の名前は「チョウザメの住む川」という意味が
あったと思います。
このあたりで川といえば石狩川・千歳川ですが…ちょうざめ??
現代の川にチョウザメが住んでいるかどうかは…
お返事ありがとうございました、
よろしければもう一度お返事くださいませ、お手数ですが…
ああすごい夢見た…映画一編見たような気分です。
もう少し出来の良い映画なら良いのにねぇ…
ねりちょぎ
お返事
雪花さん、こんばんは。
リンクの許可を下さって、どうもありがとうございます!
それから・・あわわわ、うちのサイトにもリンクして下さるだなんて!!
迷惑だなんてとんでもないです、ちるちる大ファンの私としては光栄の極みです!
わぁ、どうしよう、もっと充実したサイトにしていかなくては(おろおろ)。
雪花さんのように、人の心を揺らすことのできる文章を書けるよう目指して、創作していきたいと思います・・!
本当にありがとうございます。今後とも、どうぞ宜しくお願いします。
それから・・・
夢、衝撃ですね!!短編ひとつ読み終えた気分。。
そんなリアルな夢、私は見たことないです。夢にも性格が出るのかしら?おおまかな内容さえ覚えてないことがほとんど・・。
ちゃんと起承転結があるストーリー仕立ての夢、さすがです。そういう夢、はらはらわくわくで面白そう。一度見てみたいです。
それにしても蔵馬・・運転荒すぎですね!笑
それでは、長くなってしまったので今日はこの辺で。
リンクの件、本当にどうもありがとうございました。感涙・・
リンクの許可を下さって、どうもありがとうございます!
それから・・あわわわ、うちのサイトにもリンクして下さるだなんて!!
迷惑だなんてとんでもないです、ちるちる大ファンの私としては光栄の極みです!
わぁ、どうしよう、もっと充実したサイトにしていかなくては(おろおろ)。
雪花さんのように、人の心を揺らすことのできる文章を書けるよう目指して、創作していきたいと思います・・!
本当にありがとうございます。今後とも、どうぞ宜しくお願いします。
それから・・・
夢、衝撃ですね!!短編ひとつ読み終えた気分。。
そんなリアルな夢、私は見たことないです。夢にも性格が出るのかしら?おおまかな内容さえ覚えてないことがほとんど・・。
ちゃんと起承転結があるストーリー仕立ての夢、さすがです。そういう夢、はらはらわくわくで面白そう。一度見てみたいです。
それにしても蔵馬・・運転荒すぎですね!笑
それでは、長くなってしまったので今日はこの辺で。
リンクの件、本当にどうもありがとうございました。感涙・・
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