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雪花の日記です
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なにを血迷ったか、
急に「エスメラルダ」を読み返したくなった雪花さんです。
自作に対する振り返り欲求なんて滅多に起きません。
読み返してきて、思い出しました。
シンプルにまとまりすぎていてあんまり面白みはないですが、
まぁ、あれもありでしょうか。
妖狐様夢は同じ蔵馬でもちょっと需要が低い…らしい…
ちるちるの場合。
今日は書くことがないので自作の話を延々と。

気に入りや自信作を問われたら、
私が答えずともわかっちゃうという方もいらっしゃるんだろうなぁ、
というくらい「64」と「拝啓、六月の花嫁」のタイトルを
挙げたことはありました。
今日はあえてそれを外して、なんの話を持ってこようかなぁ…
と、考えて、先に出てきた「エスメラルダ」ではなく、うーん…

このところ人様の影響ですが、最初から恋人の設定ではなく、
恋愛成就するまでを描いて両思いでハッピーエンド、という話が
ちるちるに何作あるか考え、あんまりないことに気付きました。
今休ませていただいてる「プレシャストーン」はそうなんですが、
あれは文章自体のレベルが低いのでいただけませんね。
話が戻るようですが「64」も最初は恋人じゃないですね。
「政略結婚の王子様とお姫様」はお互いを知る過程を書いているかも。
え、パラレル…? それはちょっと反則気味…
「my graduation」は告白シーンですけど、
蔵馬がヒロインのどこを好きになったのかはわからない…
話したことはないに等しい間柄ですから。
ちるちるって一目惚れ率と政略結婚率がすごく高いんです笑。
いや、それにしても、本当にないなぁ…

最初から最後まで恋人じゃないのもありますね。
「拝啓、六月の花嫁」もそうですし。
「元カノのキモチ。」とか「露と答えて」も…?
気持ちは恋なのに結ばれないとか、結ばれるけど一瞬だけとか。
でもこの三つを悲恋夢とはあんまり思っていなかったり…
「拝啓、六月の…」なんて中身は恋の終わりなのに
ハッピーエンドな気がします。

総合して、ちるちる夢は恋愛にいたるまでというよりも、
恋愛から終焉までを紆余曲折書いたもののほうが多いらしい。です。
これまでもずっと所謂やおいな夢小説は書けないと言っており、
らぶらぶいちゃいちゃだけの展開に面白さがあるのかどうかを
疑問だなぁと思っていたものですが、拙宅の夢も結構偏っていました。
ストーリィを載せようとして、大体が恋愛途中からその終わり、
あるいは発展までばかりを考えてきたみたいです。
蔵馬がヒロインのどこを好きになったのかなんて、
正直なところ考えたことありませんでした。
ちゃんと理由はあるはずなのですけど。
好きになるのに理由なんかないとはよく言われる言葉ですけれど、
相手は蔵馬ですもの、ただの小娘じゃいけませんわよね。

夢小説って自分がヒロイン、という意識が多少なりともあるから
名前変換システムが使われるのですよね。
だとしたら、自分を置き換えるキャラクタが完璧超人だったら、
感情移入して読むことは難しくなるのかもしれません。
平凡でなんの取り柄もない私だけど、蔵馬は好きになってくれたの、
私が自分で気付いていないかもしれない良いところを、
彼は見てくれているのかもしれない、
という錯覚をしたいわけですよね。
誰しも100%愛される自信は持っていないでしょうから、
そんな私でも大事に愛してくれるという展開が当たり前に
横たわっていれば、小難しい悩みなど抱かずに楽しめるわけです。
…皆様について平凡で取り柄ないと言っているのじゃありませんよ。
もののたとえですが…
逆に、夢の中でくらいと自分の理想をつぎ込んで完璧超人な
ヒロイン、というのならいけそうでしょうか。
しかしこればかりは夢小説という媒体の特性に甘えていたようです。
ヒロイン設定、難しいですね。
誰でもある程度自分の中で消化できるキャラクタでなければならず、
キャラクタが立ちすぎてはいけない、でも空虚でもいけない。
それが悪いというわけではありませんが、
自分がヒロインとして楽しむというところには多少の距離が
できるかもしれません。
欲張った結果の普通の子、というのがいいのかな…
まだちょっと考え浅いようで上手く申し上げられませんが。
それとも、ヒロインはともかく、彼女に対して四人が
どう応じてくるかというところが大事なのかな…
幽白に関してはみんな好きなもので、蔵馬ひとりがどう応じてくるか、
という言葉よりも咄嗟に四人と出てしまいました。

ヒロインが自分の思想を語りすぎることはないようにと思います。
このヒロイン設定という部分に関わらずとも、
ものが小説だと言葉が多すぎるといけない部分は多いです。
行間や余白余韻を楽しめる作品が作れたらいちばん素敵ですね。
読んだ人の中でその作品が独自の色を帯びるのですから。
ねりちょぎ
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