本を作ろう計画

最近、むかーし録画しておいた幽白のアニメを
一生懸命見直しています。
今見るとやっぱり、幽白ももう
古い時代のアニメになったのだなと思わざるを得ません、
それはもう事実として仕方のないところです。
でもやっぱり、やっぱり、好きです。
見つめていると熱が上がりますね。
また再放送して欲しい……笑

以前、ちるちるを一度閉鎖しました折、
「最後に一冊本を作る」と言っていました。
ファン創作から足を洗うときに記念に一冊作ろう、
という意味のもので、
同人活動を始めましょうということではないのですが。

※余談ですけれども
　我々はただひたすら「本」という媒体を愛するがゆえに
　同人活動に対しての欲求も憧れも
　ものすごく強く抱いてはいます。
　「本を作りたい」とか「自分の作品を綴じたい」とか、
　半分くらいは製本に対する欲求ですが。
　活動しないにもなんとなく理由があったりなかったり……

その製本計画はそのうちやろうと今も思っています。
ただちるちるは夢小説という
デジタル独特の表現で遊ぶサイトですから、
紙媒体に移ったときにどうしたらよいものかは
考え込んでしまいます。
紙媒体で、と思って何か考え始めても、
結局ヒロイン相当のオリジナルキャラクタを
出したくなってしまうので；

いちばん活発にちるちるが動いていた時期と今とは
かなり夢小説界も事情が変わったとみえて、
ヒロインの個性をタブーとする考え方が薄れ、
柔軟に解釈されるようになったような気がしています。
ヒロインをどうするかがネックなのですね。
最後には私は開き直ってしまえるので、
デフォルト名でごめんなさいといって
印刷してしまうのでしょうが、
それが苦手という方もやっぱりいらっしゃるはずで、
できればそうした方にも
お楽しみいただけるかたちを取りたいのです。
四方八方すべてに対応するのは難しいと
わかってはいるのですが、
できる限りのことは考えてみたいなと思います。

あ、ご意見ご提案がおありでしたら
ぜひともアドバイスをお寄せください笑。

『プレシャストーン』の再完結も見えそうなところまで
話が進んでおりますけれど、
まだサイトの閉鎖までは具体的に予定していません。
完結したら閉鎖、という言い分は変わりないのですが。
そんな今時点で「閉鎖したら本を作る」の話を
蒸し返すことはないのですが、
アニメを振り返って見ているこのごろ、
書きたいお話がぽわっと出てきた気がして。

ハンタでも幽白でさえも、もう冨樫先生のお話には
ファン創作をする余地を見つけられないと思っていました、
読むだけで大満足してしまうので笑。
最後の一冊用のお話も思いつかないかしら、と
少し心配していたのですが、
なんとかなりそうな気がしています。

ちるちるが復活してからも
二年くらい経ってしまっていますが、
その間ただの一度も新しいお話を書けませんでした。
なにか書いても、いまちるちるに置いてあるような
いかにも夢小説的なものにするのは無理でしょう。
本に綴じる用に思いついたお話も夢小説的とは
到底言えない展開をみると思います。
ヒロイン相当のキャラクタは出てきますが、
恋愛はしません。

これが今の私の発想、でありまして、
ちるちるの過去作品を楽しんでくださっている方には
あまり面白くないかもしれません。
閉鎖したら作るというつもりのものですから、
実際に制作にかかるのがいつになるかもわかりません。
まだ先の話です。

本ができたときにたまたまタイミングが合って、
まだ興味を持ってくださるようでしたら、
どうぞよろしくお願いいたします。
どんなに厚くなっても無料誌、というのが
大前提のひとつですので、お気軽に笑