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雪花の日記です
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ゆかやこが高校時代不思議な学科に通っていたことは
たまに話題に出しますし御存知の方もおられるかと思いますが、
正しくは学科名を生活デザイン科と申しまして、
家庭科を少し専門的に学ぶクラスでした。
クラス内でコースがふたつに別れており、
一方は服飾技術専門のコース、もう一方は染めと織りを学ぶコースで、
雪花はミシン実習で初っ端から針折るような人でしたから
当然のごとく染織を専攻していました。
機織り機で織り姫のごとくガッシャンガッシャンとストールから
テーブルセンターからいろいろ織りましたし、
羊毛をいとぐるまで紡いで染めて自作の毛糸も作りました。
今思えば面白い学科でした。
実のところ普通でいるのがただ単に嫌だったので
普通科に入らなかったというだけの話ですが…

染めといって割と一般的に思いつくものに藍染めがあると思います。
インド藍という濃い藍がとれる植物性染め液を使い、
12メートルもある反物を絞り染めしました。
死ぬかと思った…
藍のろうけつ染めもしました。
藍染めは実際に染めるときにふた種類の液に交互にひたす作業を
繰り返して深みのある濃い藍色を出していくのですが、
化学染料ですから藍液を活性化させるのに授業のたびに溶液を混ぜて
化学変化を起こさせる必要がありました。
よく色の出る藍液はそうして活性化されてくると
液表面に泡がわいてきます。
この泡がわくことを「藍の花が咲く」と言いました。
なんの意味も含みもなく日記にこのエピソードを出してみましたが、
なんだかとてもきれいな言葉だと思われませんか?
ふいに思い出しました、懐かしい高校時代、藍染め地獄。
藍は匂いがひどいんですよねー…
手に藍が着いたらしばらく取れないですしねー…
溶液のバケツが微妙な高さで腰痛かったしねー…
ちなみに12メートルの反物はいまだに反物のままです。
全部鹿子絞りしたんですよぅ…直系5ミリくらいのマルを
いっぱいいっぱいいぃぃぃぃっぱい絞るのですよ。
ホントに死ぬかと思いました、12メートルはまるで永遠のよう。
そうして染め上がっても色の定着まで一年寝かせる必要がありまして、
染めて仕立ててすぐ着てしまうと肌に藍がうつるんですって。
なんとまぁ辛抱の必要な…

推理シナリオの「学校の怪談」に学校の間取り図が出てきますが、
あれは実は雪花の母校そのまんまの間取りです。
先輩後輩がちるちる閲覧者さんにいるとは思っていませんけれど、
見る人が見たらわかるんじゃないかなぁ…と。
この間温泉に一緒したコンちゃんは高校時代の友達なので、
この話にも思い当たるところあるんだろうなと思います。
彼女はたまにちるちる覗きに来てくれるのです。
専攻コースも同じだったので同じカリキュラムを受けていました。
そういえばあの間取り図も設計図面を描く授業で得た知識技術を
頑張って思い出して描いたのでした。
この授業の成績トップがなんといってもコンちゃんでしたよ…
私はこの授業好きだったけど成績に結びつかなかったの;
はぁ…高校時代がもう懐かしいですって。
コンちゃーん今度I先生のとこにお茶飲みに行こうよ~

染めや織りにはまだちょっと興味があって、
自分でやる機会はもうほとんどないのですが
作品を見ると興味深くて思わず目を留めてしまったりします。
もの作るのが好きなのよね…やっぱり文章に限ることなく…
今作ってみたいのはガトーショコラとお洋服。
やわらかーい布地でアシンメトリィなスカートとか
レースがいっぱいくっついたブラウスとか作りたーい
それで街を歩いて嫌な視線をいっぱい集めたーい 悪趣味ー
嫌な視線というか、どこからでも自己主張というか、
見るからにうわー雪花だって感じでいたいです。
私本人の意識はねこかぶり人格の雪花とはかなり離れておりますので、
こんなにおすましな感じではございませんことよ。

ああ オフ会の話があちこちででていて面白そうですけれど
実物の雪花を見たら皆さんがっかりするんじゃないですか?
でも!
雪花は皆さんの目論見通りにはからかわれない自信があります!
とかね笑。
ねりちょぎ
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