眠れないときは起きてればいいさ／ちょっといじり済み

ピーターパンの名言です。
と言うわけで四時半ですが起きています。

なにか、いろいろと思うところがあって、
今日になるのが何となく嫌でした。
七月最後の一日ですね。
外はもう明るくなりかけているから、
確かに今日は今日として始まろうとしているみたいです
（私はまだ昨日の続きを過ごしているだけですが）。

このサイトは確かに私のもので私が運営しているものですが、
私だけでできてきたことではないのも事実です。
閲覧者様方はじめ多くの方のご協力がありました。
中でも気持ちの上で、とても支えになってくださった方がいます。
具体的にどうと言われると困ってしまいますけれど、
その方がいたから私は、というところが多くあります。
その方が筆を置かれることを決められました。
納得されて休まれるという良い結末だと思います。
寂しい気はしますけれど、でも、
抱くビジョンがあるのならそれを見据えるのは正解でしょう。
本当の意味で充実がその方に訪れると思います。
きっと最後にはその方は心から笑えると思うのです。

私はやりたいことだけ選んで今まで来ることができましたが、
そうやってやりたいことだけを抱いている人間は時折、
中身がひどく空虚であることにふいに気付かされたりします。
私からものづくりを取ったら本当に他にできることがありません。
普通でいることを嫌ってきたので、今更普通にもなれません。
人々が、ともすれば訝しい目で見つめてくるような、
そういう自分でいることを誇りにすらしてきました。
ということは、その自分がいなくなったら、
誇れるものがなにもないんです。
私の関心はあまりにも自分と自分の内側からわき出るもの、
にだけ向けられすぎていて、それはとても独りよがりで、
自分が良ければ他はどうでもいいという自己中心主義です。
やりたいことははっきりしているけれど、
その可能性がつぶれたときのことはわからないんです。

その方と、特にメールを介してかなり腹を割った話もしました。
すごく深かったり、重かったりもしましたきっと。
同じ年のその方に教えていただいたことがたくさんありました。
やっぱり、いくら自分の内側から出るものに、
こういう場所で評価をいただけるようになれたとしても、
人は人とぶつかって自分の座標を知り、
進みたい方向を知るんだと実感しました。
まだ顔も知らないし声も聞いたことがなくて、
端から見ればまだ赤の他人と言えるのかもしれません。
でも、その方は私にとってはとても大切な人。
尊敬する人、と言えるくらい。
頑張ってね。
いつか本当に、お逢いしましょう。