雪花の日記です
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北国は運動会シーズン到来でございます。
一般的に運動会=10月頃のイメージなのですが、
北海道ではだいたい初夏に運動会が行われます。
明日・明後日あたりがその日程らしいのですが、
どうも雨模様の予報。
雪花は典っ型的な文系なので、運動会は嫌いでした。
運命走などでしたら、くじ運とかそういうもののおかげで
足の遅い子が一位になったりってこともありますけれど、
雪花は運命にも見放される子供でした…
運動会の前の日にはてるてるぼうずを逆さ吊りにして
雨をお祈りしたものですが、
たったの一度も願いを聞き届けてはもらえませんでした。
延期延期になっても結局最後にはやるんですものね…
雪花がいちばん苦手だったのは鉄棒でした。
二十歳になって鉄棒なんてやることはないですが、
子供の頃にも一度も前まわりも逆上がりもできたことがありません。
空中で逆さになるなんて考えられません…
水中でなら平気でした、スイミング・スクールに行っていたので。
幼稚園のころ、運動会の障害物競走のような競技で
途中に鉄棒がででんと鎮座ましましていたことがありました。
よりにもよって鉄棒が。
親どころか祖父母、よその家の大人がものすごい数で見ていて、
ただでさえ足の遅い雪花はいちばん後ろで注目を浴びます。
鉄棒でみんな器用に前まわりやら足かけまわりやらを披露して
先に行くのに、私だけできることがありませんでした。
だから、仕方なくぶら下がるだけで済む「ぶたのまるやき」というのを
やって、それで先に進みました。
大人はあら可愛いと思って笑うのでしょうけれど、
あの不特定多数の人間が漏らす笑い声は子供ながらに屈辱でした。
今思い出してもおぞけが走ります、あの瞬間。
だからタイトルに明日天気に、と書きはしたけれど、
雨が降ったら安心する子供もきっといるんだよね。
昔の私のような。
親の目の前で恥をかくことがわかっている子供にとっては、
運動会なんてストレス以外の何物でもありません。
そうやってぶら下がっただけで先に進んで最後にゴールしても、
親は気にしないし頑張ったねと言うけれど、
それはそれでやっぱりみじめな気持ちにさせられる。
子供を恥じる親っていうのは大概どうかしてるとも思うけれど、
人間できている親もときどきつらい。
じゃあ親の立場ではどう接すればいいのと聞かれても、
私はまだ親になったことがないからその答えはわからない。
雪花の精神はまだ大人になり切れていない…と思う、自分では、
だから、大人がよく使う「何事もなかったような顔」がつらかったり
「知らんぷり」が良策に思えないこともある。
明日…雨でもいいな。
一般的に運動会=10月頃のイメージなのですが、
北海道ではだいたい初夏に運動会が行われます。
明日・明後日あたりがその日程らしいのですが、
どうも雨模様の予報。
雪花は典っ型的な文系なので、運動会は嫌いでした。
運命走などでしたら、くじ運とかそういうもののおかげで
足の遅い子が一位になったりってこともありますけれど、
雪花は運命にも見放される子供でした…
運動会の前の日にはてるてるぼうずを逆さ吊りにして
雨をお祈りしたものですが、
たったの一度も願いを聞き届けてはもらえませんでした。
延期延期になっても結局最後にはやるんですものね…
雪花がいちばん苦手だったのは鉄棒でした。
二十歳になって鉄棒なんてやることはないですが、
子供の頃にも一度も前まわりも逆上がりもできたことがありません。
空中で逆さになるなんて考えられません…
水中でなら平気でした、スイミング・スクールに行っていたので。
幼稚園のころ、運動会の障害物競走のような競技で
途中に鉄棒がででんと鎮座ましましていたことがありました。
よりにもよって鉄棒が。
親どころか祖父母、よその家の大人がものすごい数で見ていて、
ただでさえ足の遅い雪花はいちばん後ろで注目を浴びます。
鉄棒でみんな器用に前まわりやら足かけまわりやらを披露して
先に行くのに、私だけできることがありませんでした。
だから、仕方なくぶら下がるだけで済む「ぶたのまるやき」というのを
やって、それで先に進みました。
大人はあら可愛いと思って笑うのでしょうけれど、
あの不特定多数の人間が漏らす笑い声は子供ながらに屈辱でした。
今思い出してもおぞけが走ります、あの瞬間。
だからタイトルに明日天気に、と書きはしたけれど、
雨が降ったら安心する子供もきっといるんだよね。
昔の私のような。
親の目の前で恥をかくことがわかっている子供にとっては、
運動会なんてストレス以外の何物でもありません。
そうやってぶら下がっただけで先に進んで最後にゴールしても、
親は気にしないし頑張ったねと言うけれど、
それはそれでやっぱりみじめな気持ちにさせられる。
子供を恥じる親っていうのは大概どうかしてるとも思うけれど、
人間できている親もときどきつらい。
じゃあ親の立場ではどう接すればいいのと聞かれても、
私はまだ親になったことがないからその答えはわからない。
雪花の精神はまだ大人になり切れていない…と思う、自分では、
だから、大人がよく使う「何事もなかったような顔」がつらかったり
「知らんぷり」が良策に思えないこともある。
明日…雨でもいいな。
ねりちょぎ
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