雪花の日記です
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
彼女は今日、履き慣れないピン・ヒールの靴を履いている。
ヨタヨタとしながらオレの腕に掴まってきたりする。
明らかに歩き慣れていない様子が、ちょっとおかしい。
折につけオレがそうして笑うので、彼女はちょっと御機嫌斜めだ。
誰もいない真昼の駅に着いたとき、
改札を抜けるのに少し手間取ったオレを置いて
さっさと先に歩いていってしまった。
歩きづらそうにしながら、それでも意地を張っているのだろうか?
エスカレータに向かえばいいのに、わざわざ階段を上り始めた。
バランスを崩して転がり落ちたら大惨事だ。
心配になって階段まで駆け寄ったところに、
ころんと落ちてきたのは彼女の靴だ。
「拾って」
見上げれば、女王様が仁王立ちというように威風堂々と、
まぁ、ちょっと横柄にも思えるが…そう言った。
言われるままに片靴を拾い上げる。
白地に透明のプラスチックと、銀のチェーンととりどりのビーズ。
夏っぽくて涼しそうな靴だ。
階段を上っていく。
彼女の目線の高さに追いつく前に、少し悪戯っぽい目で言われた。
「履かせて」
「……今日は女王様の日?」
「シンデレラの日。王子様はガラスの靴を拾うの」
成程、この靴がぴったり合う人がオレの花嫁さんってわけ。
…花嫁というのはちょっと、現実には行き過ぎた表現としても。
彼女の足元に跪いて、靴を履かせてやる。
見上げると、満足そうに笑っている。
どうやら機嫌は直ったらしい、よかった。
そうしてオレが履かせた靴を鳴らして嬉しそうに歩く彼女だけど、
時折またすぽんと脱げてしまいそうになる、
サイズがぴったり合ったわけじゃなかったってことには、
まぁ気付かない振りをしておこう。
どのみちこの子がオレのお姫様ってことにはかわりがないわけだし。
----------------------------------------------------
せっかくぷち夢カテゴリを作ったので書いてみました。
以前「眠り姫を起こさないで」という夢を書いてストックに押し込み、
今回「悪戯なシンデレラ」というぷち夢を晒し、
現在ローカルで三作同時進行のシナリオのうち一作は
「おやゆび姫の逃避行」というタイトルだったりします。
お伽話のお姫様題とかも面白いかもしれないと思ったり。
次に更新するのは探偵事務所のシナリオですと言いながら
結構いろんなものを書いている気もしますが、
シナリオだと一作アップするのにひどく時間を食いますので
隙間を縫う短編更新etcと御理解ください…
ただの夢一作なら書くのにあまり時間かかりませんからね;
現在執筆中↓
■「おやゆび姫の逃避行」探偵事務所シナリオ/FILE002
■「(タイトル未定)」探偵事務所シナリオ/FILE003
■「学校の怪談」探偵事務所シナリオ/FILE004(夏休み企画)
■「君のとなりに」続き物夢/005
■「W -ダブル-」短編?夢/たぶん前中後と三部作
■「政略結婚の王様とお姫様」パラレル夢/王様編と姫様編
■拍手用夢一編
そのときそのときで気分が向いたものに取り組んでいるので、
途中まで書いて放ってあるものも実はたくさんあります。
キリ番リクエストも表面上はコンプリートしていますが、
全部消化しきったわけではありません…
お待たせしている方々ごめんなさい、もう少しです。
あとはもう…ぶっちゃけて言ってしまいますけれど
私もう夢書きだからって無理して甘い夢書かなきゃとか思ってません。
このあいだ悪批評とアドレス晒されたのもあの巨大掲示板でしたが
気持ち悪いとか重いとか言われました。
言われたこと自体は本当に評価ですし部分的には自覚もあるので
別に構いませんが、もう甘い夢を求めて拙宅にいらしても
最初っから期待に応える気はないというくらいでいますから。
現実の恋人同士のあいだなら甘いだけで充分満たされるとしても、
私が書いているのは少なくとも小説です、物語と言いたいです、
だから浮きも沈みもするんです、それでいいでしょう。
あ、誰に・何に向かって切れているんでしょう。
すっごくすっきりしました。
私の書きたいものはやっぱり、
恋人同士の理屈抜きの甘ったるい時間じゃなくて物語です、
それがはっきりしました、今更ですが。
うわぁ、気分爽快。
切れて宣言しても別にやることに変化はありません笑。
とりあえずシナリオ頑張ります。
気になるのは、さっぱりネタが出ない誕生日七月夢…
七月生まれさん、御希望ありましたらどうぞ…
問答無用でアイディア採用になりますきっと。
ヨタヨタとしながらオレの腕に掴まってきたりする。
明らかに歩き慣れていない様子が、ちょっとおかしい。
折につけオレがそうして笑うので、彼女はちょっと御機嫌斜めだ。
誰もいない真昼の駅に着いたとき、
改札を抜けるのに少し手間取ったオレを置いて
さっさと先に歩いていってしまった。
歩きづらそうにしながら、それでも意地を張っているのだろうか?
エスカレータに向かえばいいのに、わざわざ階段を上り始めた。
バランスを崩して転がり落ちたら大惨事だ。
心配になって階段まで駆け寄ったところに、
ころんと落ちてきたのは彼女の靴だ。
「拾って」
見上げれば、女王様が仁王立ちというように威風堂々と、
まぁ、ちょっと横柄にも思えるが…そう言った。
言われるままに片靴を拾い上げる。
白地に透明のプラスチックと、銀のチェーンととりどりのビーズ。
夏っぽくて涼しそうな靴だ。
階段を上っていく。
彼女の目線の高さに追いつく前に、少し悪戯っぽい目で言われた。
「履かせて」
「……今日は女王様の日?」
「シンデレラの日。王子様はガラスの靴を拾うの」
成程、この靴がぴったり合う人がオレの花嫁さんってわけ。
…花嫁というのはちょっと、現実には行き過ぎた表現としても。
彼女の足元に跪いて、靴を履かせてやる。
見上げると、満足そうに笑っている。
どうやら機嫌は直ったらしい、よかった。
そうしてオレが履かせた靴を鳴らして嬉しそうに歩く彼女だけど、
時折またすぽんと脱げてしまいそうになる、
サイズがぴったり合ったわけじゃなかったってことには、
まぁ気付かない振りをしておこう。
どのみちこの子がオレのお姫様ってことにはかわりがないわけだし。
----------------------------------------------------
せっかくぷち夢カテゴリを作ったので書いてみました。
以前「眠り姫を起こさないで」という夢を書いてストックに押し込み、
今回「悪戯なシンデレラ」というぷち夢を晒し、
現在ローカルで三作同時進行のシナリオのうち一作は
「おやゆび姫の逃避行」というタイトルだったりします。
お伽話のお姫様題とかも面白いかもしれないと思ったり。
次に更新するのは探偵事務所のシナリオですと言いながら
結構いろんなものを書いている気もしますが、
シナリオだと一作アップするのにひどく時間を食いますので
隙間を縫う短編更新etcと御理解ください…
ただの夢一作なら書くのにあまり時間かかりませんからね;
現在執筆中↓
■「おやゆび姫の逃避行」探偵事務所シナリオ/FILE002
■「(タイトル未定)」探偵事務所シナリオ/FILE003
■「学校の怪談」探偵事務所シナリオ/FILE004(夏休み企画)
■「君のとなりに」続き物夢/005
■「W -ダブル-」短編?夢/たぶん前中後と三部作
■「政略結婚の王様とお姫様」パラレル夢/王様編と姫様編
■拍手用夢一編
そのときそのときで気分が向いたものに取り組んでいるので、
途中まで書いて放ってあるものも実はたくさんあります。
キリ番リクエストも表面上はコンプリートしていますが、
全部消化しきったわけではありません…
お待たせしている方々ごめんなさい、もう少しです。
あとはもう…ぶっちゃけて言ってしまいますけれど
私もう夢書きだからって無理して甘い夢書かなきゃとか思ってません。
このあいだ悪批評とアドレス晒されたのもあの巨大掲示板でしたが
気持ち悪いとか重いとか言われました。
言われたこと自体は本当に評価ですし部分的には自覚もあるので
別に構いませんが、もう甘い夢を求めて拙宅にいらしても
最初っから期待に応える気はないというくらいでいますから。
現実の恋人同士のあいだなら甘いだけで充分満たされるとしても、
私が書いているのは少なくとも小説です、物語と言いたいです、
だから浮きも沈みもするんです、それでいいでしょう。
あ、誰に・何に向かって切れているんでしょう。
すっごくすっきりしました。
私の書きたいものはやっぱり、
恋人同士の理屈抜きの甘ったるい時間じゃなくて物語です、
それがはっきりしました、今更ですが。
うわぁ、気分爽快。
切れて宣言しても別にやることに変化はありません笑。
とりあえずシナリオ頑張ります。
気になるのは、さっぱりネタが出ない誕生日七月夢…
七月生まれさん、御希望ありましたらどうぞ…
問答無用でアイディア採用になりますきっと。
ねりちょぎ
■うさうさ■
■ブログ内検索■
PR